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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

胃弱

漢方薬を飲みたくても飲めない事例

2023年6月20日 by 健伸堂

60歳のTさん、長期間のめまい症状のため病院から様々な種類の漢方薬を順次出されたのですが、ほとんどの漢方薬が2日以上は飲むことができないため、相談に来られました。

漢方薬を飲むと、頭がガンガンする、眼がチカチカする、動悸がする、身体が重くなる、立てなくなる、などいろいろな症状がでるとのことで、エキス顆粒タイプは使えないと判断し、何が原因かそれぞれの処方を検討しました。

その結果、生薬成分で、血流を良くするもの、刺激性があるもの、強い作用するものが入った処方があわないのではないかと考え、それらを考慮して煎じ薬をお使いいただきました。

まずは煎じ薬の量を少なめに服用していただいたところ、不快な症状は現れず、めまいも軽減してきました。

結果からみて、胃腸の弱い方は構成生薬によって過敏に反応し、副作用のような状態が生まれるようです。

一般的に、おなかに負担なる漢方薬に対しては、健胃薬を少量合わせて服用することで対応しますが、過敏な体質の方には煎じ薬の構成生薬を調整することで対応が可能となります。

漢方薬も個人の体質に合わせた調整が大切になります。

お気軽にご相談ください。

投稿:古村学

月下美人のつぼみ

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カテゴリー: ちょっと一息コラム タグ: 副作用, 漢方薬, 煎じ薬, 胃弱

繰り返す口内炎

2018年5月23日 by 健伸堂

口内炎は誰にでも見られる症状ですが、繰り返すようになると辛いものです。

50歳のYさんはこの3年間、月に1回は口内炎が発症していました。
舌もピリピリとしたり、咽が詰まる感じなどもありました。
そこで根本的に改善したいと思い、相談にお越しになりました。

詳しくお聞きすると、ストレスも多く、年齢的にも変調が来やすい時期で、原因はストレス性と考えました。

舌診では<淡紅舌> <白苔> で、比較的水分が滞留しているタイプでしたので、乾燥による口内炎ではないようでした。

そこで漢方薬は<甘露飲>や<香砂六君子湯>をお使いいただきました。
結果その後2か月経過しても口内炎は発生せず、舌の痛みも軽減し、気分的にも調子がよくなりました。

口内炎の原因としては

1、陰虚・すなわちのぼせなどで熱が上昇し、口腔内が乾燥して傷つきやすい場合
2、飲食によって胃腸に胃熱を生じて起きる場合
3、慢性的に胃弱な場合

などが多く見られますが、今回は<肝鬱>すなわちストレスで口腔内の潤いが減少して起きている状態でした。

ほぼ即効性で、その後は体質改善を目的に少量お使いいただいています。

梅雨時期・ドクダミの花が美しいですね

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カテゴリー: 口内炎・舌の痛み タグ: ストレス, 口内炎, 胃弱, 胃熱, 陰虚

舌の痛み

2015年5月30日 by 健伸堂

66歳のTさん、舌の上部が痛み始めたので相談に来られました。

Tさんは元々胃弱で胃もたれしやすく、口内炎がよくでき、口には熱がこもり、そのため口が渇き水を飲みたくなるとのこと。水を飲みすぎるために舌苔は白くなり、胃の働きが低下するという悪循環のようです。

とりあえずは舌痛を改善したいとのことで、疎肝剤の<加味逍遥散>をお使いいただきました。

1週間分をお渡しして、その結果はどうだったか気になっていたのですが、先日久々にお越しいただき、前回の薬は大変よく効いたとの報告をいただきました。

舌のトラブルは、胃の機能低下によるものや、ストレスによるもの、高齢者の場合は乾燥によって起きるものなどがあり、それぞれ対応する漢方薬があります。

ご相談ください。

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カテゴリー: 未分類 タグ: ストレス, 口内炎, 胃弱, 舌痛, 高齢者

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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