前立腺炎と漢方

70歳のKさんは、数年前から前立腺肥大があり、最近は排尿困難や残尿感、排尿痛などがあり、漢方相談に来られました。
舌診では、黄膩苔の熱を持った状態でしたが、体感は身体が冷えてエアコンも寒いとのことで、身体の中と外のバランスが取れない<真熱仮寒>という状態と思われました。
試しに少しだけ、身体を温める<真武湯>を使うと、寝汗が酷く調子悪いとのことでした。
そこで<竜胆瀉肝湯>で清熱瀉火利湿をし、さらに<補腎利水剤>を併用すると、少し改善傾向が見られました。
真熱仮寒の場合は、黄連・黄ごんなどの薬を使うのですが、まずは尿トラブルの改善から始めています。
複雑な症状だけに、少しずつ様子をみながら対応している事例です。
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