京都の紅葉は例年11月下旬から12月上旬まで、社寺が多いだけに名所もあちこちにあります。
今日はちょうど連休で、観光地は車と人でいっぱい。そんな中を歩いて、<東福寺>に行って来ました。
東福寺は臨済宗の大本山で、1255年に造営され、その後火災で何度か建て直されていますが、室町時代の建造物もたくさんあります。
ここの<通天橋>の紅葉は今が見ごろ。庭も真っ赤に染まり、秋の風情を満喫できます。
東福寺の中の塔頭の<荘厳院>には、江戸時代の有名な漢方医<吉益東洞>の墓所があります。この日は門が閉ざされ、墓碑は見られませんでした。
吉益東洞は京都の真ん中<中京区東洞院>で居を構えたので東洞といい、医業を営んでいました。当店、<漢方の市兵衛薬局>から10分ほどの場所にあり、現在は居宅跡地の碑があります。
ちょっとした歴史に触れるのもいいものですね。