夏バテと漢方
夏バテは暑い時期だけでなく、少し落ち着くこの時期も続きます。
特に食欲が低下してしっかり食べられないと夏バテになりやすいです。
47歳のOさん、昨年の8月に夏バテでご相談に来られました。
身体がだるい、体重が3か月間で2㎏減少、胃の周辺が脹る、食事が仕事の関係で不規則、元々胃腸は弱いなどで、胃腸をしっかりと守ることを考えました。
また疲れるとイライラする、頭痛がするなど、気分も不安定になりがちでした。
そこで漢方薬は胃腸の働きを強める<香砂六君子湯>や気の上昇を改善する疎肝剤<加味逍遥散>をお使いいただきました。
その後2週間で身体も楽になり、少し継続されていました。
今年5月に再びお越しいただき、夏バテ予防を目的に同じ薬を使い始められ、調子が良いのでその後も時々服用されています。
漢方では、親より受け継いだ生命エネルギーが宿る腎を<先天の本>といい、出生以降に飲食によってエネルギーが作られる脾胃を<後天の本>といいます。
要は、身体の元気は胃腸の機能がしっかり働くことが基本になります。
どのような疾患でも、必ず胃腸の働きを保つことが大事なのです。
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