祇園祭 3

台車も組みあがり、各柱を固定する縄の芸術が大変美しいです。

今日は横向きに組み立てた鉾を引いて起こし、背の高~い山鉾となる日です。写真をとろうと見に行ったら既に立ち上がっていました。残念~!

 

祇園祭 2

今日から鉾の組み立てが始まりました。

四条通の1車線は鉾専用になり、車も混雑しています。鉾は台車の組み立てから始まり、釘を全く使わずホゾ穴に突起を差込み、縄で締めていく方法で、慣れた手つきで職人さんが組み上げていきます。

長刀鉾の収納所から部品が順次出てきますが、今日は車輪も出ていました。

これらの鉾や収納所、巡行などの維持費は多くの方の寄付で支えられているようです。

 

祇園祭 1

京都の夏を彩る祇園祭は、平安時代の869年より始まったという、すご~い歴史があります。そのクライマックスは17日の山鉾巡行ですが、それまでにはたくさんの関連行事が行われます。

当店が位置する<豊園>というところでは、17日神幸行列の供をする御真榊が豊園社建てられます。真榊台は疫病を除けに祈るためで、昔はあちこちにあったようですが、現在はこの豊園1箇所しか残っていません。

町内ではこのような札を入り口に貼って祝っています。

一方、鉾が立ち並ぶ四条通では、提灯飾りがつけられ、山鉾の案内図も出ています。

10日から山鉾の組み立てが始まりますが、すでに人出が多く、お祭りの雰囲気が高まっています。

今日の京都

米国のブッシュ大統領が日米首脳会談のため、本日15日夕刻に京都入り。昨日は専用の米軍ヘリが御所(京都御苑)に飛来し、周辺の方はビックリしたとか。そして、大通りでは検問が行われ、駐車場の入り口でも検問、京都駅のコインロッカーは使用禁止、当然今日明日は御所立ち入り禁止など、厳しい警戒態勢になっています。

こんなニュース速報を書くつもりではないのですが、いつも混雑する店頭の道路も正月並みに閑散とし、今日は来客がぐんと減りました。おかげさまで普段出来ない勉強をし、資料を整理することができました。

明日は首脳会談の日で、さらに大統領夫人が京都を移動するとのうわさがあるのですが、交通規制も、コースの予定も全く公開されないため、どうなりますか?

そのころ私は京都を離れて、インターネットに関連する研修会に出かけております。騒然とした京都を離れたい1日です。

五山の送り火

8月16日は「五山の送り火」の日です。お盆に我が家に帰ってきた霊を、16日の送り火で黄泉の国(よみのくに)へ送るのです。

今日は朝から快晴で澄み渡り、夕立もなく無事に行われました。とても美しく幻想的!

これで京都の夏も終わりです。明日から秋風がそよぐことでしょう。

祇園祭 8

今日は宵山で、昼頃からたくさんの人で各路地が歩けないほど混雑しています。祇園祭の写真掲載も本日で完了です。明日は巡行ですが、テレビやネットでご覧下さい。

さて、この祭のもう一つの楽しみは歴史です。鉾や山を飾っている前掛(前側の飾り布)や胴掛(横)などの織物は、「繊維の街・京都」ならではのものです。長い間使われ、宝物のように扱われています。巡行の前日まで、各鉾町の屋内で飾られているのを間近に見るとみごとな作品です。

大掛かりな鉾だけでなく、綾小路室町にある『綾傘』は、天女の絵が描かれた鉾で他とは趣が異なります。

こんな建物も見つけました。2階の部分は不思議な人形?が飾られています。宵山には、他の場所でも個人所有の屏風などの宝物が屋内に飾られ、見られるのです。

当店の前も混雑して来ましたので、これにて本日は終了です。

祇園祭 7

今日は梅雨明けのようにすっきり晴れ渡り、夏の京都です。鉾も完成し、巡行を待つのみです。

提灯も並び、夜には明るく輝いています。昨夜は宵々々山でしたが、昨年の宵山とかわらないほどの人・人・人・・・。賑わっていました。

祇園祭 6

今日は祇園祭の宵々々山です。すでに四条界隈の路地(といっても車の通る道)には夜店が立ち並び始めました。

働くのは若い男女で、すごい活気があります。

 

それぞれの鉾町では、様々な記念品が売られていて、とてもよいみやげになります。何といっても『厄除けちまき』ですよね!

四条烏丸交差点では、あちこちで記念の『うちわ』が配られています。これを見ながら、焼き鳥をほおばって歩くのも乙なものです。

祇園祭 5

長刀鉾に天水引や下水引(周りの飾り布)がかけられ、提灯もつきました。前後にテントが張られ、今日から記念品の『ちまき』や『手ぬぐい』などが販売されています。

四条烏丸の西側では、昨夜から【函谷鉾】の提灯がともって、お囃子の練習が行われています。

 

ここはほぼ仕上がって、観光客も増えてきました。

祇園祭 4

ついに長刀鉾が建ちました。

屋根には金の鯱(しゃち)がつけられ、その下には不思議な飾りがついています。 

 

 

カメラマンも張り付いて、その経過を追っています。

また、地元の中京区や下京区の幼稚園からはお囃子を習ったり、組み立ての見学に連日大忙し。

 

いずこにも縄の芸術が見られます。