瞑眩(めんげん)と誤治(ごち)①

ここ数週間お腹の調子が悪いわたし。

お腹がグルグル鳴る、お腹が張る、腹痛。放屁等の症状。自分なりに弁証して漢方薬を選んでみると、「香砂六君子錠」があっていると判断し飲んでみました。漢方でいうところの「痰湿」をとる目的です。

実際、飲み始めるとお腹はさらにグルグル鳴って頻繁にトイレに走ることになった。むきになって飲み続けると、2日目ぐらいからはまったくお腹が張らず、グルグル音も出なくなりました。今思えば、予想通りとはいえトイレに走ることになっても漢方薬を止めずに飲み続けて良かった。あそこで止めていたらその後の改善は見込めなかったからです。その後は少量を続けて飲んでお腹も快調です。

漢方には治療中に一時的に病状が悪化し、その後に完全に回復するような状態を瞑眩(めんげん)と呼びます。

今回の例では、胃腸の「痰湿」の邪(害)を出し切る必要があるために一時的な症状の悪化が起こったのです。

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