「潰瘍性大腸炎」

潰瘍性大腸炎の中医学的考え方

■潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜の粘膜に炎症を生じ、潰瘍ができる疾患です。
症状としては、血便や下痢、腹痛などを生じます。
原因は遺伝的因子と環境因子が関連していると考えられています。

■漢方では
潰瘍性大腸炎の発症のきっかけ、例えばストレスや極度の疲労などと、元々の体質や性格、例えば胃弱、神経質などを東洋医学の立場から考察し原因を推察します。

1,初期・急性期の
潰瘍性大腸炎

きっかけとなったストレスや疲労を軽減することに合わせて、大腸の炎症を軽減するため主に清熱薬を用います。

2,慢性期の
潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎による下痢や食事制限によって体力低下を伴うことも多くなります。
下痢を抑制して、体力・回復力をつける、補気補血薬を併用します。

3,様々な症状に対応

大腸炎による出血を伴う場合は止血作用のある薬を用い、腹痛を伴う場合は止痛、健胃薬を用います。
下痢に対しては利水薬や健脾薬など、症状によって漢方薬を使い分けます。
遺伝性や免疫が関連して発症している場合は、免疫を調整する漢方薬を併用します。

いずれの場合も、食生活が制限されるケースが多く、食事の内容も改善することになります。

■青黛について
生薬の「青黛」がよく知られていますが、青黛はもともと染料であり、外用薬として使われてきたもので、作用は血熱を冷ますものです。
すべての方に適するものでなく、炎症が酷く血熱が生じているような場合には使えますが、虚のタイプの方にはかえって不調を生じますので、注意が必要です。

潰瘍性大腸炎の漢方処方例

胃苓湯 四逆散 芎帰調血飲 芎帰膠艾湯 田七人参
参苓白朮散 柴胡桂枝湯 シベリア人参など

※体質により漢方薬は異なりますので、ご相談ください。

■下痢・軟便のページも参照ください
https://www.kanpou.info/o/geri.html

潰瘍性大腸炎の症例

※その他にもたくさんのケーススタディがありますので、ブログ内で検索してみてください。

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