「幻覚・幻聴と漢方薬」

■幻覚や幻聴が現れる疾患は、統合失調症、うつ病、双極性障害、不安障害、などです。
いずれも精神疾患で、漢方では対応が難しいものですが、西洋薬(心療内科)との併用によって症状を軽減できるケースもあります。

■漢方では
● 統合失調症や認知症の場合は、その方の症状に応じて漢方薬を選びますが、完治するものではなく、良い時と悪い時を繰り返しますので、補助的な使い方になります。
● うつ病、双極性障害の場合は、疾患自体の改善を考え、疎肝剤や安神剤を使います。
※ いずれも単一の処方では難しく、多面的な体質判断によって考える必要があります。

■幻覚・幻聴の症例
幻聴と幻覚  https://www.kanpou.info/blog/ichizen/2020/03/post-4626.html
幻聴と幻覚 https://www.kanpou.info/blog/ichizen/2008/04/post-666.html
幻聴と幻覚 https://www.kanpou.info/blog/ichizen/2007/04/post-480.html
副作用による幻覚 https://www.kanpou.info/blog/ichizen/2020/02/post-4621.html

幻聴・幻覚 に使われる漢方薬

甘麦大棗湯 抑肝散 帰脾湯 柴胡加竜骨牡蠣湯
桂枝加龍骨牡蛎湯 黄連解毒湯 など

※体質により漢方薬は異なりますので、ご相談ください。

※その他にもたくさんのケーススタディがありますので、ブログ内で検索してみてください。

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