「漢方に対する基本的な考え方」
「胃腸」の機能を強めることで
癌毒と闘える身体をつくります。
        漢方(中医学)のがんに対する基本的な考え方は
『扶正去邪(ふせいきょじゃ)』です。
身体活動を支えるエネルギーを生み出す根本である
「胃腸」の機能を強めることで、
正気(生きる力、病気と闘う力)を補い、
癌毒と闘える身体をつくっていくことを意味します。
また、それと同時に、
				「解毒」=癌毒が形成される原因を解消し、癌毒を軽減すること
「攻毒」=毒を持って毒を制する、つまり癌毒に直接働きかける方法
によって、身体にとって害となる邪(じゃ)の排除も行います。
このように漢方(中医学)の特徴は、言わば、
がんに対する「守り」と「攻め」を同時に行うところにあります。
				〈一般的な癌の原因と種類〉
| 主な原因 | 癌の種類 | 
|---|---|
| 喫煙 | 肺癌、咽頭癌 | 
| 食習慣の影響 | 食道癌、胃癌、肝細胞癌、大腸癌 | 
| 運動不足や過食などによる肥満の影響 | 大腸癌、子宮体癌 | 
| 慢性感染症 | 肝臓癌、悪性リンパ腫、子宮頸癌 | 
| 環境汚染 | 肺癌、悪性中皮腫 | 
| ストレスによるホルモン分泌の乱れ | 乳癌、卵巣癌、前立腺癌 | 
| 放射線への被曝 | 甲状腺癌、白血病 | 
| 遺伝性 | 家族性大腸腺腫 | 
〈がんの主な原因:漢方の捉え方〉
身体の中には
なんらかの原因が潜んでいます。
					身体の中に抵抗力を弱める
なんらかの原因(気虚、血虚、陰虚、陽虚など)があり、
それがきっかけとなって
身体の中に悪いもの(邪聚:気滞、血瘀、痰湿、熱毒など)が発生し、
それが「癌毒」となって正気を弱め、
さらに大きくなってしまうと考えます。
				| 漢方で考える癌の原因 | 癌の種類 | 
|---|---|
| 正気(健康を維持する力)の不足 | 肺癌、乳癌、食道癌 | 
| 七情(喜・怒・憂・思・悲・恐・驚)の影響 | 乳癌、食道癌、肝臓癌 | 
| 飲食の不摂生 | 食道癌、胃癌、大腸癌 | 
| 六淫(環境や天候)の影響 | 肺癌、皮膚癌、咽喉癌 | 
〈がん細胞の増殖と再発について〉
がん細胞は爆発的なスピードで
増えていきます。
					がん細胞は、通常の細胞よりも分裂のスピードが猛烈に速く、
あっという間に増殖していきます。
ただし、その増え方には大きな特徴があり、2 倍、2 倍と、
二次関数的に増えていくため、
時間が経てば経つほど(後半になるほど)、
より爆発的なスピードで増えていきます。
例えば、がんの大きさが0.1mm から1mm から
1cm 程度になるまでに10~20 年程度要するのに対して、
1cm から10cm の大きさになるのには
わずか1~5 年ほどしかかからないと言われています。

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