認知症と漢方
先日、テレビ番組で認知症に関する特集がありました。
番組では、認知症と思われている人の中に劇的に改善する人がいることが分かったとのことです。
突き止めたのは、認知症専門医院の「メモリークリニックお茶ノ水 朝田隆 医師」です。
その概要は、
・『うつ病性仮性認知症』は前頭葉の血流量低下によって、集中力がきれて、記憶力が低下する、話が覚えられない などの症状が出て、さらに頭痛、食欲不振など様々な身体症状が出る
・高齢者のストレスが、前頭葉の血流量低下を招き、集中力低下でうつ症状を発し、認知症症状も発症する
・そこで前頭葉の血流量を回復すると、改善するケースが見られる
とのことでした。
この考え方は、漢方では基本的・一般的な考え方で、昔から言われているものです。
年齢が高くなると血流が悪化し、脳血流量が減少するため、<補血=血を増やす>、<活血=血の流れを良くする>ことによって、脳の委縮を予防することができます。
当店の場合は、<冠元顆粒> や <帰脾湯>をおすすめしています。
当店の症例でも、これらによって改善したケースがあります。
認知症といえば「抑肝散加陳皮半夏」という漢方薬がテレビで話題になりましたが、やはり個々の体質に合わせて漢方薬を選ぶのが、改善の早道です。
なお、改善のためにご本人にできることは、有酸素運動(散歩30分以上)や、知的刺激(何か考えて頭を使う)によって脳を活性化することでプラスになるようです。
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