頭痛は多くの人に見られ、その原因によって漢方薬も多くの処方があります。
例えば、風寒頭痛には川きゅう茶調散、内寒頭痛には呉茱萸湯、痰飲頭痛には半夏白朮天麻湯、などを使います。
あるいは頭痛の部位によって、側頭部頭痛には逍遙散、頭頂部には呉茱萸湯、後頭部頭痛には釣藤散、眼の奥が痛む場合には清上蠲痛湯などを用います。
しかし、これらで区分できない複合要因の場合もあります。
51歳の女性Cさん、3年前から頭痛が酷くなり、頻繁に鎮痛剤を使われていました。
頭痛の原因は様々な要因が考えられ、仕事のストレス、身体的疲労、気圧の変化、首や肩の緊張、ホルモンバランスなどが影響しているように思われました。
そこで、仕事の状況や気候の変化に合わせて漢方薬を調整し、釣藤散、五苓散、加味逍遥散、半夏白朮天麻湯などを使ってきましたが、完全に治まることはありませんでした。
そこで本治(根本治療)を考えることとし、下痢をしやすい、おなかは冷たい、などを指標に、胃腸を整えることと身体を温めることに変更しました。
漢方薬は当帰芍薬散、桂枝湯、人参湯などを使いました。
その後徐々に頭痛頻度は減り、3か月後には1か月に1回だけというまで改善しました。
結果、胃腸機能を高めることで水分の代謝が良くなり、身体も温まり、さらにはホルモンバランスにも良い結果を生じたと思われます。
漢方では、標治(症状改善)と本治(根本治療)を併行して行うのが基本ですが、症状改善優先になるとかえって長引くという事例でした。

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