「夢の症状と漢方薬」

睡眠は脳が覚醒している状態に近い、浅い睡眠のレム睡眠と、ぐっすり熟睡のノンレム睡眠に分けられます。
また、眠りに付けない場合や、中途覚醒、早朝覚醒など様々です。
西洋医学では、睡眠導入剤が用いられますが、副作用や認知症の危険性、習慣性などに注意が必要です。

漢方ではその症状により、様々な対応方法があります。
・心の陰液の不足による<心陰虚>のタイプは、精神不安や動悸があり、また陰虚の症候が見られる 場合は<天王補心丹>などを用います。
・比較的水分をよく摂る方の<痰熱>タイプは、怖い夢をよく見て熟睡できない場合は<温胆湯>などを用います。
・<心血不足>で、寝つきが悪く、夜になると不安感がでるタイプには、<帰脾湯>などを用います。

いずれの漢方薬も習慣性がなく、体質改善に繋がるのが特徴です。

漢方処方例

天王補心丹  温胆湯  酸棗仁湯

※体質により漢方薬は異なりますので、ご相談ください。

※その他にもたくさんのケーススタディがありますので、ブログ内で検索してみてください。

ご相談はこちらから

一般のご相談ご来店予約