「顔面紅潮の症状と漢方薬」

いわゆる赤ら顔は、たくさんの原因があります。
たとえば、
・のぼせによるもの、
・ステロイドなどで皮膚が薄くなった場合、
・身体の水分が少なくほてりを伴うもの、
・気分が常に高揚している場合
・皮膚トラブルで炎症を起こしている紅班や酒さ、脂漏性皮膚炎
などがあります。

漢方ではそれぞれ対応が異なり、
・血流が悪く、身体の上半身と下半身の温度バランスが悪く、いわゆる冷えのぼせの場合は、血流を良くする「桂枝茯苓丸」などの<駆お血剤>を用います。
・手足のほてりを伴うときは細胞の水分バランスを改善する「瀉火補腎丸」などの<滋陰剤>
・気分が高揚して、のぼせ状態のときは「加味逍遥散」「竜胆瀉肝湯」などの<疎肝剤>や、<降気剤>
・皮膚病による場合は、それぞれの症状に対するたくさんの漢方薬があります。
いずれも原因と症状を正確に捉えることが大切です。

漢方処方例

知柏壮健丸  加味逍遥散  瀉火利湿顆粒

※体質により漢方薬は異なりますので、ご相談ください。

※その他にもたくさんのケーススタディがありますので、ブログ内で検索してみてください。

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