「不安の症状と漢方薬」

不安感は鬱症に伴って起きるものや、自律神経トラブルなどでも起こります。
ほとんどが抗鬱剤や安定剤を使われますが、習慣性の問題や、薬剤が増えていくこと、副作用があるなどで、使いたくない方もあります。

漢方では不安感の起きる時間帯や、不安感による他の症状、例えば耳閉感や動悸、不眠などの誘発も考えて、漢方薬を選びます。

例えば
・動悸を伴う場合は気分を安定させるものを使います。主に、竜骨や牡蠣、琥珀などの鉱物質の生薬が 含まれる<安神>作用のものが適します。
・また不安感に加え耳閉感が伴う場合は<心脾>を補う漢方薬を用います。
・不眠を伴う場合は睡眠を改善する<養心安神剤>を用います。

さらに、不安感を生んでいる根本原因を除去することも必要です。

漢方処方例

柴胡加竜骨牡蛎湯  桂枝加竜骨牡蛎湯  帰脾湯

※体質により漢方薬は異なりますので、ご相談ください。

※その他にもたくさんのケーススタディがありますので、ブログ内で検索してみてください。

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