「海外研修報告」

海外研修20 :成都中医薬大学付属第二病院 不妊症の研修

■ 2011年10月7日

13日まで中国・四川省の成都中医薬大学付属病院で不妊症の研修に行ってきます。
2002年から毎年<不妊>の勉強に中国でも有名な大学附属病院に行ってます。

今年で10年(10回)目になります。
今まで行ってきたのは
南京中医薬大学附属病院 夏桂成先生(周期調節法の第一人者)
広州中医薬大学付属病院 羅 頌平先生(流産、免疫不妊の第一人者)
山東中医薬大学付属病院 連 方先生(体外受精と中医学の連携を実践している病院)
でした。

今回の成都中医薬大学附属病院はやはり体外受精をされるところで、ARTと中医学の結合で妊娠率を高める事を実践されているようです。

たくさんのことを学んで持ち帰り、皆様にお返ししたいと思います。

■ 2011年10月11日

朝から「男科」の外来研修。患者様は男性不妊の方も多くこられていました。
もちろん出される処方は漢方薬。食事指導もされていました。
婦人科外来も研修。ここでは不妊の方がほとんど。
中にはこれから更年期や閉経を迎える方が美容や健康のための体作りをしたいとこられていました。

午後は2日間に渉り「男性不妊」と「不妊・不育」の講義をしっかり受けました。

■ 10月13日
研修を終え、薬草の宝庫と知られる四川省の九寨溝、黄龍を訪ねました。
標高2000m、3500mと高地で、高山病に患らないよう準備したおかげで、無事散策できました。

漢方に欠かせない、冬虫夏草、サージ、竹如などなど、いっぱいいっぱいあります。
青空のもとマイナスイオンをすいながら、自然の恵みを感謝しながら、私自身元気を充電してきました。