「海外研修報告」

海外研修報告10 : 中国・四川省 研修の旅

関屋先生が行ってきました。
10月9日~13日の間、日本中医薬研究会およびイスクラ産業の方々と、四川省に行ってきました。

<四川省>
四川省は人口8500万人、漢民族、イー族、チベット族、ミャオ族、回族など、多くの民族が住んでおり、最も豊かな土地ということで「天府の国」と言われます。
三国志ゆかりの地でもあり、九賽溝をはじめ、黄竜、楽山、峨眉山、青城山、都江堰など、6箇所が世界遺産に登録されています。またパンダの故郷としても有名です。

<初日は九賽溝へ>
中国のほぼ中央、眠山山脈の奥深くにある、標高3000m級の神秘的な景勝地で、チベット族の集落が九つあることから九賽溝と名づけられました。三つの渓谷を中心に雪をたたえた峰々、生い茂る原生林、カルスト湿地、蒼い湖、壮大な滝と、豊かな自然が広がっています。

<神仙池>
長江の源流である眠江源を通り神仙池を目指しました。雪が降り始め気温はマイナスです!
パンダの好む矢竹の林を通り抜け、素晴らしい景色に到達しました。
段々の地形に美しい水の色、また鍾乳洞が地上に現れたような景色です。

<パンダ飼育センターへ>
三日目は成都に戻り、パンダ飼育センターを訪問しました。和歌山県生まれのパンダをはじめたくさんのパンダが自然に近い状態で飼育されています。
日本中医薬研究会もパンダの里親になっていて、名前は『冠元ちゃん』!

<冠元顆粒の工場へ>
午後からは、四川川大 華西薬業股_有限公司(元 華西医科大学製薬所)の工場視察。生薬からエキス成分を抽出するハイテクの新工場と、エキスを顆粒にして製品化する工場(大学内にある)は、中国もGMP(医薬品の製造及び品質管理に関する世界基準)に基づいており、信頼できる製品であることを納得しました。
また、帽子や白衣、シューズカバーをつけて厳重な衛生状態のもとでの見学でした。

そして夜は、四川料理の歓迎会でした。
麻婆豆腐では口がしびれ、火の海になりました。これもよい経験でした。

ヒスイ色の深みある幻想的な湖
ヒスイ色の深みある幻想的な湖

森から溢れるように流れ落ちる滝
森から溢れるように流れ落ちる滝

雪山と美しい池がカナダのよう
雪山と美しい池がカナダのよう

神仙池
神仙池

あまりの美しさに名前も忘れた池
あまりの美しさに名前も忘れた池

かわいいパンダです
かわいいパンダです

工場正門にて華西薬業股_有限公司の社長と
工場正門にて華西薬業股_有限公司の社長と

生産ライン
生産ライン

出来立ての!冠元顆粒です
出来立ての!冠元顆粒です