大晦日のおせち料理は御節と書き、江戸時代に始まったようですが、そもそもは中国から伝来し朝廷の節会の料理を起源としています。組み合わせは最高の健康食ですよ。
この日に「屠蘇散」を日本酒1〜2合に漬けておくことも忘れずにいてください。
昔からお正月には屠蘇散で1年の無病息災を祈念するという慣わしがあり、特に当地、京都など歴史の街や旧家では多く引き継がれています。
屠蘇散は、山椒、陳皮、桔梗、桂皮、防風、などの生薬が合わさっており、大晦日に漬け込み、元旦には一夜にしてかなり味の濃い薬用酒となります。
特に桂皮(ニッキ)は香りがよく、さらに陳皮(みかんの皮)の甘みと合わさっておいしいものとなるようです。
元旦の朝は最初に一家そろってお屠蘇を酌み、また年始客にもまずはお屠蘇を献じることになっている、風情ある行事です。
当店でも毎年お客様に差し上げて、大変喜ばれています。
さて除夜の鐘もすぎ、元旦はお雑煮。関東はすまし汁ですが、京都では白味噌仕立で。中でも220年の歴史ある「石野の白味噌」は特においしいです。
でも、その前に昨日つくった、屠蘇酒を、『この1年無病息災でありますように』と祈願していただくことです。
もちは栄養豊富ですが、もたれやすく、水を持つと言われます。むくみ易い方やアトピーの方は食べ過ぎないよう注意。昔の人は良く考えたもので、みかんを同時に食べると利尿効果があり、むくまなくなるようです。漢方では、この湿をとるのに「勝湿顆粒」を使いますと、胃気を高め、胃のトラブル防止にもよいです。また「晶三仙」は昔から中国で使われる消化酵素で、胃もたれや重苦しさを取り除き、スッキリします。
これらを年末から準備しておくと、快適な正月は間違いありません。
「一年は 屠蘇で始まり 蕎麦で終え。」






