子宮筋腫は子宮壁の筋肉層の細胞が異常に増殖してできる良性腫瘍です。30〜40歳代に多く、思春期と更年期以降の発生はまれです。子宮筋層内に出来る壁内筋腫、漿膜を押し上げて子宮外部に突出する漿膜下筋腫、子宮内腔に突出する粘膜下筋腫があります。女性ホルモンのエストロゲンが関係し、更年期などでエストロゲンが低下すると筋腫の発育は停止し少しづつ縮小します。
漢方治療では3cm以下の筋腫を対象にし、駆お血剤(お血をとり血流をよくする)と軟堅散結(塊をとりさる)ものを加え、小さくします。これは「通因通用」といって、原因となっている内膜の増殖はお血ととらえ、これを排泄することが基本となっています。