暑い夏が終わり、過ごしやすい秋になったのに「疲れが取れない」、「元気が出ない」、「食欲がない」。 そんな症状、ありませんか？

秋になったばかりのこの時期は急に一日の気温差が激しくなるので、身体がそれに対応しきれずに体調を崩してしまい、夏バテならぬ「秋バテ」を引き起こすことがあるのです！

1. 夏にたくさん汗をかいたために起こる「潤い不足」
2. 体力の過剰な消耗による「元気不足」
3. 冷たいものの摂りすぎによる「消化機能の低下」
4. 冷房による「体の冷え」

こういった夏のアンバランスにより、夏よりも秋に不調を感じやすい方は意外と多いのです。
夏バテがつらかった方や、夏痩せしてしまった方、ご高齢の方は重症化しやすいので、特に注意が必要です。

秋は「肺」の潤いを大切に！

中医学で「肺」とは、鼻・のど・気管支・皮膚などを含めた広い意味での呼吸器系を指しており、全身の「気」（生命エネルギー）の働きを調節し、呼吸や水分代謝をコントロールし、さらに免疫機能の一部も担っているとされています。
「肺」は空気の乾燥の影響を受けやすく、これからさらに乾燥していく季節になって潤いが不足すると、「気道」（肺に通じる空気の通り道）の抵抗力が低下し、風邪、から咳などの呼吸器系のトラブルや、ドライアイ、声のかすれ、アレルギー疾患、肌の乾燥などの様々な症状が現れやすくなります。
このような不調にならないためにも、秋は「気」を補い、「潤い」を与えることがとても大切です。

秋におすすめの養生

秋の食養生のポイントは、肺に潤いを与え、胃腸の働きを整える「気」を補う食品を意識して摂ることです。
おススメはレンコン、梨、ブドウ、ユリ根、クコの実、豆乳、白米、はちみつ、落花生などなど。粘膜や皮膚に水分・潤いを与えるためにも、季節の旬の甘酸っぱい果物を食べることもおススメします。
また、秋は少し物悲くなりがちな季節でもあります。気持ちや情緒も肺の健康につながりますので、心をポジティブに切り替え、運動や観劇、スポーツ鑑賞など、秋の行楽を楽しむのも養生の第一歩です。

「麦味参（ばくみさん）顆粒」がおススメ

乾燥で失われがちな潤いを補う「麦門冬」、低下した体力・気力を回復する「人参」、ハリを与える「五味子」を配合した「麦味参（ばくみさん）顆粒」は、秋バテの疲れた体にとてもおススメの漢方薬です。
詳しくは、スタッフまでお問い合わせください。

10月6日（木）に、スペシャル企画として【健伸堂の漢方講座】を開催いたしました。
募集を超える10名の方にご参加いただき、誠にありがとうございました。

当日はスペシャル講師としてお招きした中医師の先生の穏やかな雰囲気と話し口調で始まり、 終始、和気藹々とした雰囲気で進みました。
参加された方も皆さん笑顔で、時折笑い声などもあり、 最後の質疑応答の時間には多くの方から活発に質問の声も上がり、 非常に盛況な講座となりました！

終了後のアンケートでも「また開催してほしい！」「秋だけじゃなく、ほかの季節のお話しも聞きたい！」など、ご要望もいただくことができました。
ご協力いただき、誠にありがとうございました。

健伸堂では、季節の疾患について気軽にご相談いただける漢方講座や、不妊症セミナー、ワークショップなど、これからもたくさん行ってまいりますので、お気軽にご参加くださいませ♪

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