プラセンタ

「宝源」に含まれる５つの生薬を一つずつご紹介するシリーズも、これで4回目になります。

第4回目はプラセンタです。

宝源に使われているのは豚由来のプラセンタですが、漢方では、もともと紫河車（しかしゃ）が有名です。

この紫河車（しかしゃ）はヒトの胎盤（健康な妊婦の、産後の胎盤を乾燥させたもの）のことです。

古来より不老長寿の秘薬として重宝され、歴代の中国皇帝に愛用されてきました。

生薬の専門書によりますと、その作用は、

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性味：甘・鹹、温

帰経：腎、肝、肺

効能：

①補腎益精・助陽

②益気養血

③補肺止咳

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つまり、紫河車（しかしゃ）は生きるエネルギーの源、精のエネルギーの源を補い、身体に潤いを与え、女性の生殖器官の働きを促進する働きがあります。