「宝源」に含まれる5つの生薬を一つずつご紹介するシリーズも、これで3回目になります。
第三回目は山茱萸(さんしゅゆ)です。
山茱萸(さんしゅゆ)は、ミズキ科のサンシュユという植物の成熟した果肉のことです。
蒸熟して用いられますが、炮製の後に黒棗(くろなつめ)の皮のような形状になることから、「棗皮」とも言われます。
生薬の専門書によりますと、その作用は、
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性味;酸・渋、微温
帰経;肝、腎
効能:
①補益肝腎
②渋精縮尿
③固経止血
④斂汗固脱
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つまり、山茱萸(さんしゅゆ)は生きるエネルギーの源となる「肝腎」を補い、足腰のだるさ、無力、ふらつきなどに用いられます。
また、不正出血や月経過多などにも用いられます。
また、虚脱症状や長引く病で体力を消耗して汗が止まらない時などにも用いられます。
山茱萸(さんしゅゆ)は、滋陰にも補陽にも働くため、宝源の中でもまさに「要(かなめ)」となる薬なのです。

山茱萸の生薬です。
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