癌について

こんにちは。健伸堂薬局スタッフの山崎です。

今回は癌について
ここ数年、がんの方からのご相談が増えています。
先日もタレントの北斗さんが、乳癌で右乳房全摘出をするというお話がありました。
漢方(中医学)では、がんを「癌毒」と捉えます。
つまり、「がん」は「人間の身体の中に存在し、草のように急激なスピードで成長し、害を与える岩のようなもの」
なぜこのようなものが身体の中に生まれるのか、漢方(中医学)ではその原因を、
「遺伝子やホルモンバランスの乱れにより、「正気」、つまり健康を維持する能力が不足し、「気滞」「血瘀」「痰湿」「熱毒」などの「邪気」が身体に入り込んだため」
従って、漢方のがんに対する考え方は、胃腸の機能を強めることを中心に「正気」を補い、癌毒と闘える身体をつくっていくことを基本としながらも、
(1)「解毒」=癌毒が形成される原因を解消し、癌毒を軽減すること
(2)「攻毒」=毒を持って毒を制する、つまり癌毒に直接働きかける方法
の2つの方法に大きな特徴があります。
又、漢方は抗癌治療によって、低下した免疫を高めるという養生にも、その効果を発揮します。
ある年の2月にはじめて来られたTさん。口中にできた黒色腫(メラノーマ)というガンで、
近日中に手術をする必要があるので、それまでの間に何かできることがないかと相談に来られました。
少しでも免疫向上を考え、
健康食品の<タヒボ>を、飲める間は使っていただきました。
また、その後の抗癌剤治療では、白血球の低下がひどくなりましたが、
牛黄と人参製剤の<霊黄参>を使っていただき、回復を早めて治療が継続できました。
抗癌剤治療と共に、身体の免疫力を高め体力を回復させる漢方との併用をお勧め致します。

精神科のお薬を服用しながら不妊治療

おはようございます。健伸堂薬局スタッフの山崎です。
シルバーウィーク、みなさま如何お過ごしでしたか?
さて、今回は「他の症状で病院に通っていますが赤ちゃんが欲しいです..」についてです。
最近御相談の中で特に多いのは、「精神科に通っていますが赤ちゃんが欲しい!」というケースです。
健伸堂薬局の患者様の中には、精神科のお薬を服用しながら不妊治療に励んでいらっしゃる方もいらっしゃいます。
例えば、10年以上精神科のお薬を服用されているSさん(36歳)。
服用しているお薬は抗精神薬、気分安定薬です。
副作用も強い物があり、妊娠を妨げるものも含まれています。
また、別の方ではTさん(33歳)。抗不安薬、抗精神薬を15年近く服用しているとのこと。
お二方共に、抗精神薬の副作用もあるのでしょう、排卵が見られない一相性の体温表でした。
漢方薬を服用して早く抗精神薬を減薬し、ホルモンバランスを整えることが大事ですね。
女性の願いはやはり「赤ちゃんが欲しい」。できることならお母さんになりたい。
このことは女性としてのある種の本能なのでしょう!
早く薬のいらない日常生活ができますように。
赤ちゃんができてもママとして精神活動がコントロールできる、
心身ともに健康になることが大事なのです。
まずは、自分の身体作り、心のコントロールができますように。
そして「赤ちゃんが欲しい」というご希望が叶いますよう、
根気よくお付き合いしていけたらと、考えています。