多嚢胞卵巣症候群<PCOS>を漢方薬で克服 妊娠~出産の症例発表 No.1

8月27日(土)28日(日)と、東京国際フォーラムでの多嚢胞卵巣症候群<PCOS>研修会に出席しました。
この研修会は中医学の周期調節法を用いて不妊症で悩んでいる方々に、妊娠しやすい体つくりをお手伝いしている私たち「中医不妊症お茶の間講座グループ」の研修会でした。

27日(土)の1日目は現代西洋医学からの講演です。
前東京大学医学部付属病院女性診療科・産科講師・医局長であり現在は山王病院リプロダクションセンター長・国際医療福祉大学大学院教授 藤原敏博先生の「多嚢胞性卵巣症候群の診断~治療」、更にご専門の研究までハイレベルの講演でした。

多嚢胞性卵巣症候群は10人に1人に見られ、最近では私たちのお店にも多くの御相談の方が来られ、ますます増加傾向にあります。

その病像は、卵巣の中に小さな卵胞がいくつも存在し、なかなか主席卵胞が育ちにくく、したがって排卵できる卵が成長せず月経周期が長くなってくるのが特徴です。
現代医学の治療は主席卵胞を作るための排卵誘発剤を使ったり、体外受精<IVF>をしたり、卵巣に孔をあけるドリリングをしたりしますが、やはり副作用や体にかかるリスクも大きく、漢方薬に治療を求めてこられる方が多くいらっしゃいます。

漢方薬の方では、その方の体質を見ながら、主席卵胞が早くできるための対策を講じて、排卵~妊娠に至り無事出産されるまでサポートして実績を上げています。

藤原先生の講演の中でも「多嚢胞卵巣症候群が複雑な病態であり、治療も難しい」と指摘されていました。

たくさんのことを学びました。
これを漢方薬の方面にどう生かしていくかが私たちの課題です。

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