PCOSで漢方薬を服用して5年。自然妊娠の快挙!

Yさんが初めて相談に来られたのは26歳の時でした。「体調(月経周期)を整えたい」との希望でした。
お聞きするとLH>FSH E2↓、LH↑で診断名は「多嚢胞性卵巣症候群」「卵巣機能不全」「排卵障害」といいます。
月経周期が定まらず、また月経かと思っていたら無排卵の不正出血だったり、なんとか定期的に排卵~月経を整えたいとのことでした。
不正出血が3カ月も続いたことがあります。

病院ではカウフマン療法で周期をつくっていきましたが、根本治療に至らず、ホルモン服用を止めるとすぐ戻ってしまいます。医療機関を変えたりしましたがやはりカウフマン療法での対応しかありませんでした。
結婚を機に体質改善していこうと来店されました。Yさんはホルモン剤や動物性のものが嫌いで、いつも植物性の漢方薬を求めていられました。

Yさんは20代と若かったので、「体質を変えるには3年かかります」「33歳までに妊娠できる体にしていきましょう!」と長いお付き合いを最初に話した記憶があります。
Yさんはとても真面目。この5年間に一度も漢方薬を飲まなかったことはないと思います。きちんと決まった日数で再来店してます。

5年間しっかり服用しました。その間にDrにもみてもらいました。Drの見解は「重度のPCOSです。排卵障害なので卵巣のドリリングをするか、体外受精をするほうがよい」と言われ悩みが増えました。しかしYさんはあくまでも自然を望まれ、私を信じて服用を続けてくれました。

時には不正出血があり、長い低温期を辛抱強く排卵まで付き合って服用してくれました。最初の年は年2回くらいの排卵でしたが、最近は45日~60日周期になり定期的に排卵がみられるようになってきました。
「これからは少しづつ癌検診や乳がん検診を受けて行こう」と行動を始めた矢先、妊娠が判明しました。妊娠を避けていたはずの周期で意外や意外、驚きとともに喜びの妊娠でした。

周期調節法>で月経期、卵胞期、排卵期、高温期と細やかに処方していきました。PCOSの特徴から卵胞期に重点を置きオリモノを聞きながら、不正出血を注意しての観察でした。Yさんも1週間ごとに来店してくださり、細やかに薬を飲んでいただいたことが良かったと思います。婦宝当帰膠をはじめ補血丸、田七ニンジン茶などで、
周期調節法>をしていきました。
時には煎じのお薬を服用してもらいました。

5年間も服用続けてくれたYさんの努力には脱帽です。
でも、本当に良かったです。流産も心配ですが、いま安胎薬も服用していただき、順調に経過しています。このまま順調に行って、健康な赤ちゃんが誕生してくれることを祈っています。

5年間の長いお付き合いの果てにつかんだ、うれしいうれしい朗報!
<周期調節法を勧めてきて良かった>と5年間を振り返っています。

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