不眠症・あなたはどのタイプ? 2008/03/19号

   << くしゃみ・鼻水ダラダラはも~いやっ!>>
    

オンラインショップ【漢方の健伸堂薬局】のウエブマスターを兼ねる
古村学(こむら・まなぶ)です。

明日3月20日はお彼岸の中日です。
この「彼岸」は、川の向こうにある仏の世界(煩悩を脱した悟りの境地)で、
「此岸」は、生きている私たちの世界(煩悩や迷いに満ちたこの世)です。

そしてこの時期に、向こうの岸からこちらに帰ってくるご祖先様に
<ぼたもち>をお供えする習慣があり、
そのお下がりを昔から食べてきました。

でもどうして<ぼたもち>と言うのでしょうか?
ぼたもちは【粒あん】で、おはぎは【こしあん】と聞きますが、
必ずしもそうでないようです。

ぼたもちは<牡丹の季節(春のお彼岸)>に作るので【牡丹餅】といい、
おはぎは<萩の季節(秋のお彼岸)>に作るので【お萩】と言うようです。

 以上、AllAboutを参考にさせていただきました。:
 http://allabout.co.jp/career/dictionary/closeup/CU20010905/

漢方では、アズキは<赤小豆>といい、
利水消腫・解毒排膿の効果があります。
むくみや尿が出にくい症状の改善や、
化膿症での解毒と、膿を去る目的で使います。

また、お正月に小豆粥を食べるのは平安時代から続く風習で、
新年にこれを食べると一年間の邪気を払い、
万病を除く、と言われています。

また、祝い事ではお赤飯(小豆おこわ)を作ります。

小豆は身近な食べ物ですが、
   様々な顔を持っているのですね!

顔といえば・・・

   この時期、花粉で荒れる顔の痒みにはこれが一番です(;汗)

   ●衛益顆粒
   

■■本日のもくじ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

○ コラム 『不眠症・あなたはどのタイプ?』

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“春眠暁を覚えず”と言われるように、
春は眠くて起きる事が出来ないという方と、
春になると不眠になってしまう方がいます。

陰陽論ではちょうど陰(冬)から陽(夏)に変化する時期で、
季節の変化が身体のリズムに影響を与えるためと考えます。

不眠の漢方薬はたくさんありますが、
体質や不眠の状態によって使い分けます。

漢方薬の特徴は
依存性がなく、根本治療にもなることです。

よく使用される不眠の漢方薬、ベスト5を紹介します。

  あなたはどのタイプでしょうか?
  3つ以上当てはまる症状があるものはどれ?

抑肝散 ⇒ 寝つかれない・イライラする・せっかち・気分変動が大きい
 
 

柴胡加竜骨牡蛎湯⇒ 不安感がある・音に敏感・動悸がする・心身症傾向
 

●酸棗仁湯 ⇒ よく目が覚める・心配性・疲れやすく虚弱・寝汗をかく
(サイトに掲載されていません、メールにて対応します)

星火温胆湯 ⇒ よく夢を見る・よく水分摂る・むくみやすい・過食傾向
 

●天王補心丹 ⇒ 早く目覚める・口渇がある・動悸がする・耳鳴りがある
(サイトに掲載されていません、メールにて対応します)

その他、春先のトラブルは何でもお気軽にご相談ください。

○詳しい相談票
https://www.kanpou.info/FS-APL/FS-Form/form.cgi?Code=query2_1

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さて、
今号はこれでおしまいですが、
他にも、ブログ内できっとお役に立つことがみつかると思います。

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冷え症と低体温の話 2008/03/06号

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オンラインショップ【漢方の健伸堂薬局】のウエブマスターを兼ねる
古村学(こむら・まなぶ)です。
最近の世の中、
<ギョーザ> <サイパン> そして <メタボ>
が賑わっています。そのひとつの、メタボの話です。
「メタボ健診」は、マスコミでお聞きの通り、
正式名称を【特定健診・特定保健指導】といい、
この4月1日からスタートします。
医療費2兆円削減目的を謳う新事業ですが、
本当にそうなるのでしょうか?
まだまだわかりませんね。
「特定健診・特定保健指導」の【第一の関門】は「腹囲」。
腹囲が男性で85cm以上、
女性90cm以上、というのが前提条件です。
  測定時におなかを膨らませたりとか、
  便秘が4日も続いているとか、
  朝食を3膳食べるとかすると、
すぐにこの条件をクリアしてしまいます(;汗)
  ≪してはいけませんが・・・≫
そして【第二の関門】は、
  中性脂肪150mg/dl以上か、
  最大血圧が130mmHg以上か、
  空腹血糖値が110mg/dl以上
の3つの内の2つをゲットすると、
立派に「メタボ」の称号を与えられます。
  ≪もらわない方がいいけど・・・≫
詳しくは複雑で記載しきれませんが、
それほど理解し難いものなのです。
書いている私も、まだ、充分理解できていません。
今、製薬メーカーなどは、医師向けに説明会を開き、
受診施設へのサポートを行っているようです。
しかし、現実は問題も多く大変なのです。
 でも・・・
 よくよく考えれば・・・
アフリカなどの食糧難によって病気になる国がある一方、
裕福すぎてメタボに苦しむ国があるというのは、
どうにも理解し難いことですね。
なお漢方薬では、
<脂肪過多>で<メタボ>にピッタリの【扁せき】が今人気!
   ●扁せき
   
    雑誌にも<九味半夏湯加減>という名で多数紹介されています。
  
  ☆いつまでも健康でいてほしいと願う【ご主人に!】【奥様に!】☆
■■本日のもくじ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○ コラム 『冷え症と低体温の話』
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
最近低体温の若い方が多いので、
社会的にどうなっているのか調べてみました。
横浜国立大学の先生の研究では、
体温測定の時間や器具、条件によって
正確なデータが得られにくいとのことです。
ただし、傾向として明らかなのは
  ★ 運動嫌いの子供は体温が低い
  ★ 冷暖房に頼る子供は体温が低い
  ★ 測定時間が長くかかり、低めに出る子供がいる
との結論です。
これ以外に食養生の点から考えますと、
冷飲、冷食が多いとおなかが冷える可能性もあります。
当店でも、婦人体温計(口中測定)での測定データとして
36度以下の方もいらっしゃいます。
一般的に低体温とは、腋窩の体温がいつも36度以下の状態で、
免疫力が下がり、風邪をひきやすくなる、
代謝が落ちて太りやすくなることもありますので、
低体温は好ましいものではありません。
冷え症=低体温ではありませんが、
冷え症が継続すると体温は下る可能性があります。
そこで体温を上げるために漢方では
<補腎陽>や<補気・補血>の薬を使います。
これらを使いますと、腋窩体温が上がったという例や、
基礎体温のデータが変化するケースがたくさんあります。
婦宝当帰膠・・貧血・冷え症のファーストチョイス、補気・補血剤
 
    安くて、おいしくて、効果が早いのが特徴
参茸補血丸・・貧血で冷え症が強く、エネルギー不足の方への、補血・補腎剤
 
    鹿茸や竜眼肉が含まれ、効果が高いのが特徴
牛黄鹿茸製剤・・・体力低下した方や老化で元気がない方への、補腎剤
 
    鹿茸と紅参が合わさって、元気がつきます
海馬補腎丸・・・男性の冷え、疲労感、精力増強の補腎剤

    タツノオトシゴ、鹿茸、オットセイ、鹿などの動物生薬多数
これらがお勧めです。
 ☆☆ 冷たい人ね!! といわれる前にお使いください ☆☆
その他、春先のトラブルは何でもお気軽にご相談ください。
○詳しい相談票
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さて、
今号はこれでおしまいですが、
他にも、ブログ内できっとお役に立つことがみつかると思います。
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●胃に力をつける方法 
http://www.kanpou-ichizen.com/2008/02/post_d8fb.html(2月28日)
●動悸と不眠
http://www.kanpou-ichizen.com/2008/03/post_33f5.html(3月1日)
●ストレスによる不眠
http://www.kanpou-ichizen.com/2008/03/post_57a4.html(3月3日)
●梅林を求めて
http://www.kanpou-ichizen.com/2008/03/post_f0c6.html(3月4日)

●蓄膿症のその後
https://www.kanpou.info/ichizen/index.php?id=08030003(3月5日)

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