この冬ご相談の多かった辛い痛み 2006/02/21号
読者のみなさま、こんにちは!
オンラインショップ【漢方の健伸堂薬局】のウエブサブマスターを兼ねる
鍼・灸・あんま・マッサージ師の
塩田佐千代(しおた・さちよ)です。
2月4日に立春を迎えてから
各地で梅の便りを聞くようになりました。
開花を呼ぶ風として親しまれる東風(こち)は、
東から吹く春の柔らかい風であることから
その名があるのですが、
まだまだ冷たいその風には、
「梅」を見る体も少々縮んでしまいますよね。
この寒い空の下の日本国内各地で、
まだ猛威を振るっている「インフルエンザ」。
EU各地のイタリア、ギリシア、ドイツ、オーストリア、
フランス、ルーマニア、ブルガリア、さらにインドでも、
「鳥インフルエンザウィルス」が次々と検出されています。
人に感染する「H5N1型」も確認されています。
風は、西から東へと吹いてきます。
そのウィルスが流れてくるのも時間の問題でしょうか。
さてその「インフルエンザ」の語源とは?
もともと中世のイタリアから生まれた言葉のようです。
「インフルエンツァ」とは「影響」の意味。
中世のイタリアでは、この病気の原因は「星の影響」にある
と考えられていました。
「星」には神秘的な力があると思われていたその頃(今でも?)、
星の連動と結びつけてこの病気の流行時期を推定していたようです。
今世界を駆け巡る「鳥インフルエンザウィルス」も
星に聞けば、どのように広がるのか教えてくれるのでしょうか?
■■本日のもくじ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○ コラム 『この冬ご相談の多かった辛い痛み』
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もうすぐ新しい年度となる今、
この平成17年度の春夏秋冬を振り返ってみましょう。
昨年の夏はかなり暑く、その勢い余ってか、
秋は11月初め頃になってもまだ暖かく、
その勢いが切れた11月末から突然寒さが訪れました。
11月末からの寒さは容赦なく、
私達の体や大地を冷やして行きました。
いつもよりも激しい気候変動の中、
ちょうど昨年11月末より
「何年前かの辛い症状がまた出てきた」
と多くの人が来店されました。
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★70歳Nさん。
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10年前に退職すると同時に頚が回らなくなり、
手が痺れ、病院へ行くと、
【頚椎骨化症】と診断され、
即手術となりました。
大手術後、手の痺れなどはなくなりましたが、
定期的に頚が辛くなることがあるために、
病院のリハビリ科で5分程のマッサージに
通う生活を続けていました。
昨年11月末。
いつもより激しい頚の痛みに襲われ、
通常のマッサージでは追いつかず、
当店の鍼灸治療に来店されました。
2回の治療でいつもの調子に戻り、
また病院のリハビリ科でのマッサージ通いを
続けています。
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●芍薬甘草附子湯
(商品登録がございませんので、メールで対応いたします)
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★53歳Oさん。
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常日頃、肩こり症だったOさん、
多少の肩こりはいつものこと、
と高をくくっていた5年前のある日、
突然頚から肩に掛けての激しい痛みと痺れに襲われ、
病院へ行きました。
診断は【頚椎ヘルニア】。
どうしようもないくらいの重症で
神経を圧迫し、改善の余地がないために
大手術となりました。
手術後は、頚も手も楽になるはずでしたが、
激しい痛みはなくなったものの
痺れが残り、
肩の辛いのを手でカバーするために
腱鞘炎になってしまいました。
11月半ば頃に左から始まった腱鞘炎の症状は、
12月半ばには右側までにも現れました。
母子球を触れただけでも、
飛び上がるほどの痛みまでなってしまいました。
近くの接骨院での簡単な鍼灸では効かないために
当店に来店されました。
3回の治療で改善しました。
ただ無理をすると、また症状がでる可能性があるために
常日頃心がけてほしいこととして、
自分でできるマッサージ法を
指導いたしました。
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●疎経活血湯
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★61歳Mさん。
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11月半ばに突然激しい腰の痛みと
右のお尻から脚にかけての痛みと痺れに襲われ、
慌てて整形外科へ行きました。
診断は軽いL5の【腰椎ヘルニア】。
痛み止めの注射と飲み薬を続けていましたが、
一向に良くなりませんでした。
通常であれば、
痛み止めの注射がある程度効くはずですが
全く効かないために、
このまま治療を続けることに不安を抱き、
漢方と鍼灸治療で何とかしてほしいと来店されました。
少し遠方のために鍼灸治療は週に1回。
漢方薬は毎日服用していただき治療を行いました。
どうやら軽いヘルニアに加えて、
【脊柱管の狭窄】もあるようです。
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使った漢方薬は、これ!
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当初の来店時には、
寝ているときでも痛みや痺れが感じられたのですが、
2週間後には、
寝ている時は全く感じず、
立って歩くと痺れが出てくる、
という症状になりました。
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1ヶ月。
痛みはなくなりました。
痺れはまだあります。
1ヶ月と2週間後、
痺れを感じなくなる日が出てきました。
ここからは漢方薬の治療のみです。
このような骨のトラブルは完全になるまでは
約3ヶ月かかります。
今月末には、もとに戻っていることでしょう。
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上述したのはほんの一部分の人です。
今年度のような気候の激しい変化には、
少しお体が弱い方は、きっと辛かったことでしょう。
この冬が元気に過ごせた人は、
今度の夏が元気に過ごせるものです。
もし今、調子が悪いと感じる人は、
今度の夏を快適に過ごすために
是非、今から体調を整えてください。
ご相談を承ります!
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●「詳しい相談票」
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さて、
今号はこれでおしまいですが、
他にも、ブログ内できっとお役に立つことがみつかると思います。
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