当店実施の漢方セミナー
胃腸病
1.はじめに
腸の構造的は、大腸、小腸を合わせて7〜9mの管で、テニスコート1面分あり、消化吸収の場所です。腸内細菌による異物の免疫対応も行います。
2.下痢の治療法
急性病は実証が多く、慢性病は虚証が多いという原則に則りますが、慢性病であっても、突然症状がひどくなった急性期には実証として捉えて治療します。
3.急性期は対症療法・慢性期は体質改善
急性期は実邪の部分を除くために瀉剤(熱・寒・湿を取るような漢方薬)を使います。また、急性期を過ぎた後は、補剤(気・陰・血を補うような漢方薬)を使い、下痢になりやすい体質を変えます。
4.胃腸病でよく用いられる漢方薬
タイプ |
特徴 |
参考処方 |
脾気虚 |
食欲不振 |
補中益気湯 |
脾虚湿盛 |
浮腫み、体が重だるい |
香砂六君子湯 |
脾気陰両虚 |
上記の症状+唇の乾燥、便秘、口渇 |
参苓白朮散 |
湿邪困脾 |
急性の下痢、腹部の冷え |
かっ香正気散 |

