| 登場は・・晃瓶=笑福亭晃瓶さん 薫=中村薫さん 古村=古村滋子先生 | |
| 薫 | ほっかほか健康サロン 晃瓶 デイリー漢方へようこそ |
| − 中略 − | |
| 晃瓶 | さ、今日は不妊症という事でね、特にお父さんお母さん、子供さんが欲しくてもなかなか出来ない。ま、天の授かり物だとよく言葉で言いますけど、やっぱりね、本当に子供さん欲しいな思っても出来ない方って本当に。今日もね、さっきたまたま西村知美さんがね、流産2回しはって、不妊治療してはって、その時にね、もう夫妻別れようかって話まで出る位それ程深刻になる問題ですから。 今日は不妊症なんですけど、実際増えてるんですか、この不妊症って事で悩んでいる方達。 |
| 古村 | 結構多いですね。どんどん増えていく傾向にあるみたいです。 |
| 晃瓶 | そうですか。こらまぁ、いろんな事が条件あると思うんですけどね。 |
| 古村 | 今そうですね。10組に1組のご夫婦とか。全国では100万組あるいは200万組が不妊症で悩んでらっしゃるそうですね。 |
| 晃瓶 | なんかね、片方では虐待の話があるなって思ったりね、そんなん聞くと腹立ちますよね。 本当に欲しいなって思っても出来ないという。そこでね、悩んでおられる方のメッセージいただいておりますんでね、早速カオちゃんの方から御紹介頂きましょう。 |
| 薫 | はい、御紹介します。38歳の女性Aさん、亀岡市の方です。 結婚して10年になります。35歳から不妊治療を受けているのですが、なかなか子供が授かりません。医者からは体外受精を勧められています。知り合いの人から漢方薬を飲んだらいいのでは?と言われたのですが、漢方では不妊の治療をどんな風にするのでしょうか?教えてください、という事です。 |
| 古村 | そうですね、現代医学ではまず不妊治療のスタートっていうのは、やっぱりタイミング療法から始まりまして次は人工授精5,6回やって駄目なら次は体外受精。で、体外受精を2,3回やって駄目なら次は顕微授精と、ステップアップ方式なんですね。 そうしますと、患者さんがずっと追い込まれましてね、精神的にも。それで、次は次はって、そればっかりになってしまうんですね。ホルモンを使いますから心も体もホルモン漬けって言ったらおかしいですけどね、ホルモンのバランスが狂ってしまうんですね。それで卵巣が腫れたりお腹が痛くなったりして。それでもう、あなたはホルモン療法出来ませんからストップしましょう、っていう事になったりするんですね。 |
| 晃瓶 | そうすると、もう子供さんという事はどんどん望みとしては薄くなっていくんですか? |
| 古村 | そうですね。だから、ある一定期間休んで又スタートしましょうという形ですね。そういう所で漢方を求めてくる方多いですね。 |
| 晃瓶 | 不妊治療ってね1日や2日で終わるもんじゃないんですよね。もうずっーと続くんでしょ。 |
| 古村 | そうですね。漢方では不妊の原因はもともと腎虚のタイプが多いんですね。 これは生殖の能力が衰えるという意味なんですけども。この腎を強めてあげるというのが漢方なんですね。 |
| 晃瓶 | 腎臓の腎ですね。 |
| 古村 | そうです。そして健康な体になって良い卵を作って、男性は良い精子を作ってそれがうまく排卵し着床して、子宮の中で赤ちゃんが住みやすい環境作りを整えてあげましょうっていうのが漢方なんですよ。 |
| 晃瓶 | だから子供が出来ない方は、結構冷え性とかいろいろありますよね。それを治してあげれば自然と妊娠するというのが漢方の考え方ですね。 |
| 薫 | 根本的に変えていこうと・・・。 |
| 古村 | このごろは、漢方の理論と現代西洋医学の月経のメカニズムを上手く組み合わせて、周期療法というのが盛んに行われているんですね。 |
| 晃瓶 | それはどういう事ですか? |
| 古村 | それは女性の月経リズムですね、月経があって卵胞期があって、そして排卵期があって高温期がある。そのどこかに異常がある場合はリズムが狂う訳ですね。 そこに合わせて生理痛があるとかね、そういう時は生理痛を無くする様なお薬を与えるし排卵が悪いと排卵を促すようなお薬を出すと。そういう形で漢方と西洋医学と上手く合わせますと現代生殖医療の成功率を高める事が出来るというのがありますね。 |
| 晃瓶 | 漢方としてはそういう役割があるという事ですね。 |
| さ、もう一つメッセージがございますね。 | |
| 薫 | こちらは30代の女性。大津市の方からのお便りです。 結婚3年目です。最近わかったのですが、主人の方に問題があると言われたのです。 漢方で男性不妊の治療も可能と聞きましたが良い薬がありますか。との事です。 |
| 晃瓶 | よくね、女性だけの問題の様な気がしたりもするけど、男性にもやっぱり原因がある場合があるという事ですね。 |
| 古村 | そうですね。私共に訪れて来るご夫妻の中でも男性の方(に問題ある方)が非常に多いです。精子の数が少ないとか。 |
| 晃瓶 | らしいですね。特に若い方が少ないって聞いたりするんですけど。 |
| 古村 | そういう方がいらっしゃるので、ご夫妻共々ですね、お薬を飲んで頂くケースがあります。 |
| 晃瓶 | なるほど、これはやっぱりお二方の問題いう事なんでしょうかね。まず一番先に、どっちに原因があるのかという所を突き止めないと治しようがないですしね。 男性の場合も考えられるって事なんですね。 |
| 古村 | 男性の場合はどうしてもお仕事とか、いろいろストレスもありますので疲れやすい体とか胃腸が弱いとか、そういう事を言ってくるんですね。 疲れやすい体を治してあげれば週明けから元気で頑張れますから、そうすると体も元気になってくると。そのへんを漢方薬で出すわけするね。 |
| 晃瓶 | なるほど。体を元気にする事で生殖機能も活発にするという事ですね。 そこに集中して、即、生殖機能という事ではなく、身体って事ですね。 |
| 古村 | そうですね。で、有名なのは<補中益気湯>とか<海馬補腎丸>っていうのがあるんです。 タツノオトシゴですね、それなんかは非常に男性ホルモンを増強するという事もありますし、又、蟻の製剤もあります。その食用蟻を使って男性の生殖能力を高めようというのもあります。 |
| 晃瓶 | 蟻は体に良いんですか。 |
| 古村 | 蟻は体に良いですね。 |
| 晃瓶 | うちのひろかちゃんが蟻が好きやって言うて砂場にいてる蟻を食べた事があるんです。 それはまた違いますよね。 |
| 古村 | そうですね。蟻も何百種類ってありますから、その中でも中国の皇帝が食用にしてたという、黒蟻ですね。それを今、製剤化したのがあるんですね。蟻は自分の力の400倍の力を発揮出来るんですね。ですから小さな体で大きな物を持ち上げますしね。 パワフルですから、そういう事から薬が出来たと思います。 |
| 晃瓶 | そういう事ですか。わかりました。 さ、今日は不妊症という事で漢方から見ていろいろお話伺いました。 さて、来週はガンですね。これまた怖い病気ですけど。 |
| 薫 | という事で健伸堂薬局の古村滋子先生に今日もお話伺いました。ありがとうございました。 |
| 古村 | ありがとうございました。 |
第10回(6/8放送分)不妊症のはなし


笑福亭晃瓶さん、中村薫さんとの放送風景



