| 登場は・・晃瓶=笑福亭晃瓶さん 薫=中村薫さん 古村=古村滋子先生 | |
| 薫 | ほっかほか健康サロン 晃瓶 デイリー漢方へようこそ |
| 晃瓶 | さ、このコーナー毎週火曜日には漢方という事で、皆さんに漢方という事をもうちょっと分かっていただこうという事で、日夜、我々3人努力致しております。 |
| − 中略 − | |
| 晃瓶 | そして今日もこの方でございます。 |
| 薫 | 漢方の専門家でいらっしゃいます、健伸堂薬局の古村滋子先生です。おはようございます。 |
| 晃瓶 | さ、今日もまた漢方という視点からお話伺いたいんですが、今日はニキビという事でね、特にお若い方はニキビという表現ですけど、ある年齢から吹き出物という言い方したりとかね。 |
| 古村 | そうですね、はい。 |
| 晃瓶 | このニキビなんですけど、若い時は仕方ないという感じなんですけど、ま、いずれ治っていくなぁ〜って感じがするんですけど、どんなもんでしょう? |
| 古村 | そうですね。思春期のニキビですね、これはやっぱり誰もが通る青春の門みたいで、軽い人はもうスッと通りますけども、やっぱりひどい症状になりますと、手当が必要となってきますね。 |
| 晃瓶 | 中にはね、悩んでらっしゃる方います、はい。 |
| 古村 | それから、さっきおっしゃいました様に、顔は青春でも体がどんどん20代、30代となっていく、そういう大人のニキビってのがありますね。これは手当てして行かなければいけない。 |
| 薫 | なるほど。 |
| 晃瓶 | ま、僕らね、ニキビと言いますとなんか不潔にしてるから出来んのん違うかいなって、よく言われましたわ親から。これって原因ってなんなんですか。 |
| 古村 | あの〜、思春期のニキビはホルモンのアンバランスですね。思春期になりますと、男性ホルモンが多くなりますし、また皮脂腺という油が出る、その分泌が多くなりますよね。 |
| 晃瓶 | なるほど、若い時は特に。 |
| 古村 | そうですね。そうすると、毛穴にそういうのが詰まっていって、そこにばい菌が感染してしまい、炎症が起きてニキビになって行くというのが思春期のニキビなんですね。 |
| 晃瓶 | これ、今、男性ホルモンっておっしゃいました、女性にも男性ホルモンって言うのが…。 |
| 古村 | もちろんあります。はい。 |
| 晃瓶 | なるほどね。ある年齢に応じてそれが強くなってくると、そういう時期があるという事ですね。 |
| 古村 | そうですね。で、大人のニキビに関しましては、これはやっぱり生活習慣病ですね。 |
| 晃瓶・薫 | あー、そうですか。 |
| 古村 | やっぱり、油濃い物をよく取るとか、ストレスをいっぱい溜めるとか。そういった元々の体質に重なってニキビが出て来る、吹出物が出て来るというふうになりますね。 |
| 薫 | なるほどね。 |
| 晃瓶 | 確かにね、前の日に豚足なんか食べたら次の日、顔もう脂浮いてきますから。 |
| 薫 | へぇ〜。 |
| 晃瓶 | で、まぁ、一言でニキビ言いましても、いろいろ種類もあるんですか? |
| 古村 | そうですね。私たちは観察の漢方ですから、顔に出てる物、色、とか何処に出ているのかとか。なんとなく白っぽいニキビ、それからいかにも痛そうな活火山みたいな赤いニキビ。それから化膿してしまった様な黄色い膿が出る黄色いニキビ。それからゴリゴリした様な黒っぽい、そういうニキビとですね、色によってもこの方にはこれていう様な観察をします。 |
| 晃瓶 | なるほど、いろいろ種類あるんですね。 さ、そこでですね。漢方という事で、どのようにしていけば良いでしょうかね。 |
| 古村 | そうですね。まぁ、西洋医学の方は抗生物質とかビタミン剤で終わりますけども、漢方の場合は先程言いました様に色とか出る場所とか、そういうところによって薬が変わって来ます。 |
| 晃瓶 | いろいろあるんですか。 |
| 古村 | ありますね。で、白いニキビと言いますとね、ブツブツ出て押すと黄白色の汁が出てきますよね。そういう時には<清上防風湯>って薬がありしてね、春になりますと咲く連翹という・・・。 |
| 薫 | うん、ありますよね、黄色の。 |
| 古村 | あれが入ったお薬なんですね。そういう物は、上に昇っていく熱を下げるという作用があるんですね。ですから、アトピー性皮膚炎にも連翹は使います。 ああいう美しい花がですね、ニキビにも良く効くというふうになりますね。 |
| 晃瓶 | はぁ〜そうなんですか。 |
| 古村 | また、活火山の様な赤いニキビは血の中にも熱がこもってるっていう風にとるんですね。そういう場合は、血の熱をとってやらなくてはいけないんですね。そういう時は<黄連解毒湯>とか、そういったお薬があります。 |
| 晃瓶 | あるんですね、ちゃんと。 |
| 古村 | また黄色いニキビっていうのは化膿してますから、膿を取らなくちゃいけませんよね。 そういう時には膿を出す、桔梗という花がありますよね。 |
| 晃瓶 | はい、桔梗ありますね。 |
| 古村 | もう、美しい花ばっかりなんです、このニキビの薬は。そういう桔梗を使った<排膿散>とかを熱を取る物と組み合わせて使うという考え方をしますね。 |
| 薫 | そうですか。 |
| 古村 | また褐色になっていた黒いニキビは、血液の流れが悪いっていう、お血という症状なんですね。そういう時には先程言ってました、立てば芍薬・・・。 |
| 薫 | あら〜。 |
| 古村 | 座れば牡丹。牡丹も使うんですけどね。そういった根を使って、中村さんのように美しく! |
| 薫 | まぁうれしい。 お花がいっぱい出てきましたね。 |
| 晃瓶 | そうですね、綺麗な花ばっかり。そういうのがニキビに効くんですか? |
| 古村 | ニキビに効きます。 |
| 晃瓶 | ちょうど二キビが出来る時いうのは、花盛りっていうて、一番美しい時やからこそ花もね、一番いい時なんかわかりません。 |
| 古村 | そうですね。 |
| 晃瓶 | さ、本当はね、何もしなくて出来ないのが一番良いんですけども、やっぱり日頃っていうのが大事や思うんです。それでは例えばどういう様な事に気を付けたらいいですかね。 |
| 古村 | 私、昨日考えましてね、『二キビ、だめだめ五カ条』というのを考えてきました。 |
| 晃瓶 | だめだめ五カ条? 五つあるわけですね。 |
| 古村 | もっとあるかも知れないんですけど主な所で。一番目はですね、便秘ですね。便秘をすると体に熱がこもりますから。この二キビっていうのは元々熱の体質の方が出やすいから、熱を取ることを考えたらいいんですね。だから便秘が大敵ですね。 |
| 晃瓶 | まず、便秘。 |
| 古村 | それから今度ね、皆さん厚化粧されますよね、そういう壁塗りは薄くして頂いてね。 |
| 晃瓶 | なるほど薄化粧。 |
| 古村 | そして皮膚呼吸が出来るように。 |
| 薫 | なるほどね。どんだけ塗るんや〜!。 |
| 古村 | それから、油っぽい物とか甘いものは体に熱を持ちますから、そういう物は避けていただいて。 |
| 薫 | 辛い物も駄目ですか? |
| 古村 | 辛い物も駄目です。辛い物は食べますと発散しますから。 |
| 晃瓶 | カーッとね。はいはい。 |
| 古村 | だから食べますとアトピーなんかもそうですけども、辛い物食べた後は必ず悪化します。 |
| 晃瓶 | わかります。 |
| 古村 | 手で触らないで下さい。自然に落ちる様にほっといて下さい。手で触りますと、どうしても気になって潰します。潰しますと跡になり、そうすると、顔の表面が月の様にデコボコになる。 |
| 晃瓶 | あ〜、クレーターの様に。 |
| 古村 | だから触らないで下さいという事と、あと睡眠不足にならない様にですね、これで五つですね。 |
| 晃瓶 | はっはー。 |
| 薫 | よく二キビの時は洗うと良いって言うの聞きますけどね。 |
| 古村 | そうですね。あんまりしょっちゅう洗わない方がいいです。お肌が敏感になってますから朝晩位の、軽く流す程度にされた方が良いと思います。あんまり気にしないっていう事ですね。 |
| 晃瓶 | ついね、気になるから、こう顔見て触りがちですけど。触らない方がいい。 |
| 古村 | それからですね、日頃使うんでしたらどくだみ茶って、お茶がいいと思うんですけども。 それからビワの葉がいいですね。で、今日、ちょっと紹介したいのは五行草っていうね。 |
| 晃瓶 | 五行草?。 |
| 古村 | 五行草っていうのはその辺によくある草なんですね。スベリヒユっていうんですけどね。 で、これは一本の植物で五つの色が付いてるんですね。葉っぱが青で、茎が赤、花は黄色、実は黒、根は白。 |
| 晃瓶・薫 | へぇ〜。 |
| 古村 | で、五つですね、青赤黄黒白ですね、これが五行論の五行なんですよ、中国思想の。 そういう草がありましてね、それは抗菌作用、抗炎症作用、そういう物があります。 |
| 薫 | 五行草、あんまり聞かないですよね。どくだみはよく聞きますけど。はい、わかりました。 |
| はい、今朝はどうもありがとうございました。 | |
第8回(5/25放送分)ニキビのはなし


笑福亭晃瓶さん、中村薫さんとの放送風景



