| 登場は・・晃瓶=笑福亭晃瓶さん 薫=中村薫さん 古村=古村滋子先生 | |
| 薫 | ほっかほか健康サロン 晃瓶 デイリー漢方へようこそ |
| 晃瓶 |
さ、このコーナー皆さんすっかりおなじみでございますね。漢方という事で、皆さんの中にそれだけの知識というのは、なかなかないかもわかりません。 |
| 薫 | はーい、とっても愛用っていうか、漢方にお世話になってる方もいると思いますけど。 |
| 晃瓶 | なんとなくしらん間に、あ、漢方やったんやという方もいらっしゃるかわかりません。 そこでこのコーナーは、漢方からどうやってという事でね、いろいろお話し伺っております。 今日も、この方にお越しいただいております。 |
| 薫 | はい、漢方の専門家でいらっしゃいます健伸堂薬局の古村滋子先生です。 |
| 晃瓶・薫 | おはようございます。 |
| 古村 | おはようございます。 |
| 晃瓶 | もう、漢方という事がね、今までちょっと難しいなってイメージがどんどん取れまして、身近に感じるようになりましてね、本当、有難うございます。 |
| 薫 | とっても良くわかります。ありがとうございます。 |
| 晃瓶 | さて今日は、脳梗塞って事でね。これ非常に怖い病気という事なんですけども、これはどういうもんでしょう。 |
| 古村 | そうですね、脳梗塞といいますとね、つい最近では長嶋茂雄監督が倒れられましたね。 |
| 薫 | あー、倒れられましたね。 |
| 晃瓶 | 突然ですよね。 |
| 古村 | それからちょっと前はね、ヤングマンの西城秀樹さんがね。 |
| 薫 | あー、あの方もでしたね。 |
| 古村 | それからもっと驚いたのが、ミスターチルドレンの桜井さん。 |
| 晃瓶 | そうですよね。 |
| 古村 | 30代でね。 |
| 晃瓶 | だからね、脳梗塞は僕ら、年いってからってイメージがあったのも、そうじゃないですね。 |
| 古村 | そうですね。今は年代にかかわらず、隠れ脳梗塞があるという事言われてますね。 |
| 晃瓶 | だから人ごとじゃないんですよ、僕ら40代ですから。 |
| 古村 | そうですね、脳梗塞といいますとね、脳に行く血管が動脈硬化とか、詰まってその先に血液がいかなくなる。そうすると片麻痺とか言語障害とか起きてしまいますよね。 そういうのは突然起きるんじゃないんですね。 |
| 晃瓶 | えっ、違うんですか。 |
| 古村 | はい、その下地がありましてね、初期の時は数ミリの血栓で梗塞がおきて、それが長い年月をかけて徐々に広がって、暴発するというようなことになるんですね。 |
| 晃瓶 | なるほど |
| 古村 | 小さい梗塞っていうのは、今ラジオをお聞きの皆様の中にも脳に隠れてるかもわかりません。 |
| 薫 | えー、怖い。 |
| 晃瓶 | で、今日は漢方という視点から、どのように捉えて行ったらいいかなって事なんですけども。 |
| 古村 | そうですね、血管の中を流れている血液ですね、その流れを川に例えますとね、良い川っていうのは水も良いし、勢いもありますし、留まることないですよね。人間の体も血液が流れてれば良いんですけど、時々つまったり、流れが悪くなったり、量が減ってくる。そうすると流すことが出来なくなる。血液の量が減るって事は「血虚」ということですね。 |
| 晃瓶 | 血虚というんですか。 |
| 古村 | ええ、血が足りない。そういう人には血を増やす様な漢方薬で<四物湯>というお薬があります。血はあるんだけど流れが悪い、なかなか流れにくい、元気がない、そういう時は気虚。 元気の気が虚しているというタイプで、そういう時には朝鮮人参が入っている<補中益気湯>とかを飲ませてあげると、元気が出て、気が血を巡らす、そういう考え方しますね。 |
| 晃瓶 | 血の勢いがなくなる言う事は、例えば冷え性も肩こりも全部そうですからね。 |
| 古村 | そうですね。それからまた、川そのものがヘドロになっていく。 |
| 晃瓶 | ドロドロ血とか言いますね。 |
| 古村 | そういうのを痰湿タイプっていうんですけどね、それには<温胆湯>ってお薬があります。 だから、血管を詰まらない様にするのが、脳梗塞の予防につながるというふうに考えますね。 |
| 晃瓶 | 脳梗塞になる手前ですね。やっぱり、手前をちゃんとしとく、という事がいかに大事か。 |
| 古村 | そうですね。 |
| 晃瓶 | ま、もちろん漢方という視点から捉えると、そういう日頃なかなか聞いた事のない名前がいくつか出てきたんですけど、やっぱりそれにプラス、生活いうところも大事や思うんですね。 |
| 古村 | やっぱり、隠れ脳梗塞っていうのは先程言いました様に、小さい血栓からどんどん大きくなっていきますんで、日常生活が大事なんですね。生活習慣病の1つとして捉えて。 |
| 晃瓶 | よく言われますね、生活習慣病、はい。 |
| 古村 | その中で一番大事なのは、やっぱり食事と運動なんですよね。 |
| 薫 | は〜い。 |
| 古村 | もう、これがすべてですね。特に、脳と手と足は連携しているんですね。 |
| 薫 | はあ〜。 |
| 古村 | 京都には清水に二年坂、三年坂ってありますよね。 |
| 晃瓶 | 有名ですよね。 |
| 古村 | 豊臣秀吉の正妻の北の政所さんが自分の子供を産む時に、元気な子供が出来るように念じる、産念坂って事で清水までお参りしたんですよね。それにちなんで言うんですけども。 その二年坂の方がちょっと緩やか、三年坂はちょっと急なんです。 二年坂でこけると二年以内に死ぬ。 |
| 薫 | って言いますよね。 |
| 古村 | 三年坂でこけると、ま、ちょっと長生きする。ましてや、平坦でこける人は早く亡くなるって事は、それだけ梗塞が進んでいるっという意味もあるんですね。 |
| 晃瓶 | なるほど。 |
| 古村 | だからやっぱり毎日歩いて、足の裏と脳とは密接な関係があるので、刺激を与えるといいんですよ。手って言うのは「第二の脳」って言われてるんですね。手の運動、動きは、脳の老化とかそのへんを表すんですね。 |
| 晃瓶 | 指先が器用だとボケにくいとかね言われたりするんですよね。 |
| 古村 | だから日頃器用なのに、最近手が不器用になったなんて言われたら、梗塞が隠れてるってことです。 |
| 晃瓶 | そういう疑い持った方がいいって事ですね。 |
| 古村 | そうですね。それをぼけない様にする為には一人じゃんけんっていうのがあるんです。 |
| 晃瓶 | どうするんですか? |
| 古村 | 利き手ありますよね。 |
| 晃瓶 | 僕は右です。 |
| 古村 | これでグー、チョキ、パーって出すんです。それで反対の手はこの利き手に負ける様にするんです。だから、利き手がグー出したら反対はチョキ。 |
| 薫 | あ!勝ってしまった。 |
| 晃瓶 | チョキならパー。パーならグー。それを一緒にするわけですね。 |
| 古村 | そうです。一緒にですね、連続10回やるんです。 |
| 晃瓶 | 連続10回それではいきましょう。薫ちゃん、せーの・・。 |
| 晃瓶・薫 | はい、グー、チョキ、パー。 |
| 薫 | もう、頭が…。 |
| 晃瓶 | もう生きてるのがおかしくなる。あ〜これは難しいでね。 |
| 薫 | 本当に、はい。 |
| 古村 | でもこう、『つまらない話』をしているとね、聞いている人は『つまらなくなる』んです。 |
| 薫 | アッハッハ、うまい事言わはる。 |
| 晃瓶 | 聞いた、聞いたみんな。メモしといて。 |
| 薫 | メモ『つ・ま・ら・な・い』って。 |
| 晃瓶 | 明日使う。 |
| 晃瓶・薫 | あっはっは。 |
| 晃瓶 | いやいや、なるほど。でも神経、脳を使うって事はやっぱり血液の循環も良くなって・・・。 |
| 薫 | なるほどね。 |
| 晃瓶 | 今日はですね、本当に漢方さえやっとけばって言うんじゃなく、日頃の生活プラス漢方。 こういう事をもう一度考えて頂くと隠れ脳梗塞も少なくなるかもわかりません。 |
| 古村 | そうですね。 |
| 晃瓶 | はい、わかりました。さ、来週はニキビについて。 |
| 薫 | これも悩まれる方、特に若い方が多いんでしょうかね。 |
| 晃瓶 | 思春期はね。 |
| 薫 | はい、ということで来週もお楽しみに。「デイリー漢方へようこそ」 7回目の今日は隠れ脳梗塞について健伸堂薬局の古村滋子先生にお話伺いました。 |
| 晃瓶・薫 | どうもありがとうございました。 |
| 古村 | ありがとうございました。 |
第7回(5/18放送分)隠れ脳梗塞のはなし


笑福亭晃瓶さん、中村薫さんとの放送風景



