古村滋子先生のラジオ漢方談義 : 古村滋子先生がKBS京都ラジオの「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」で漢方についてのお話をしました。漢方の基本姿勢と生活への活かし方が、 これを読めばバッチリわかりますよ!

第3回(4/20放送分)ストレスのはなし


笑福亭晃瓶さん、中村薫さんとの放送風景
登場は・・晃瓶=笑福亭晃瓶さん  =中村薫さん  古村=古村滋子先生
晃瓶

「ほっかほか健康サロン」「デイリー漢方へようこそ〜」

さ、このコーナー、もーすっかりおなじみでございますね。

そうですね。は〜い。
晃瓶 え〜漢方という所に、ちょっとスポットをあてさせていただきまして。
ま〜漢方と言いますとね、ちょっと難しいかな〜とか、わかりまへんねんという方、ちらほらいらっしゃいますんで、そんなに難しく考えることないですよ〜、という事で、いろいろお話し伺っております。もちろん漢方と言いますと、体も元気になりますしね。
ストレスなんかも発散できまして非常に…。
健康でいられるっていう事で。
晃瓶 健康っていうのは一番の財産でございます。
本当、そうですよね。
晃瓶 そこで、けさもお越しいただいています。
漢方の専門家でいらっしゃいます、健伸堂薬局の古村滋子先生です。
晃瓶・薫 おはようございます。
古村 おはようございます。
晃瓶 さ、今日もですね、古村先生にはいろいろと漢方という視点からお話しいただきたいと思いますが。ストレス社会という事でね、ストレスが引き金になって、いろんな病気にかかっていかれる方が多いという風に伺っています。
引き金になってるって聞きますね。は〜い。
晃瓶 さ、漢方からストレスってどんな風にとらえたらいいですかね。
古村 え〜、そうですね、ストレスは人生のスパイスであるという、有名なハンス・セリエの学者さんがおっしゃってるんですが、度を過ぎますとね、スパイスどころか病気になってしまう。
晃瓶 それが今、流行っているというか、多くて怖いですね。
古村 そうですね。で、漢方はそういった精神的な苦痛を受けるとですね、五臓六腑の中の肝…、いわゆる肝臓の肝ですね、肝腎要の肝ですので、とっても大事な所なんですけども。
その肝が傷をつけられてしまうという様なとらえ方をします。
晃瓶 なるほど。そうすると、例えばどのように漢方では対処していけばいいんですか?
古村 あ、そうですね。ストレスはですね、一人一人受け方が違うんですね。
実は、あの〜、先日もイラクで人質になった方がありましたね。
あー、ねー。
古村 あの方3人がですね、主治医がおっしゃるのには、ある方は手が震えるとか、ある方は情緒不安定で涙が出てたり、声が出なくなったり、またある方は下痢が止まらないと…。
晃瓶 らしいですね。いろんな出方があるんですね。
古村 漢方はそこが大事で、同じストレスを同じ環境の元で受けても一人一人違います。
で、一人一人に対応する漢方薬を出すって事になります。
晃瓶 なるほど。じゃー、ストレスには「はい、これさえあれがいい」ってものじゃないって言う事ですね。
古村 そうなんですね。それが現代医学との違いで…。
晃瓶 なるほど。 だから先週ですか、その人専用の物を…、これがいわゆるオリジナルですよね、
一人一人に合わせたもの。
晃瓶 それが漢方の凄さかもわかりませんけども。
例えば、ストレスをほっといたり、そのままにしておくとどうなってしまうんですかね?
古村 あ、そうですね。これもよく言われるんですけども、ストレスが長期化してきますと、そういった精神症状もさることながら、体の中に流れている気だとか、血(けつ)とか、水分、そういうのが滞ってくるんですね。簡単に言うと「お血」という症状が出るんですね。
晃瓶・薫 お血…。
古村 お血というのはですね、やまいだれに於ける、滞るっていう字。漢方でよく使われます。
人間の体は細い血管から脳の太い血管、全部つなぎ合わせますとね、地球のふた周り半ほどの長さになるんですよ。
晃瓶 そんなにあるんですか?
すご〜い!
古村 その血液が滞ってくる、流れがなくなる。だから、お血は万病の元というふうになってます。
晃瓶 確かに、この「血のめぐり」いうんは大事て言いますもんね。
古村 そうです。お金もめぐりも大事ですけども。
晃瓶 ウフッフッフ。なるほど。そんなん書いてませんやん。
あっはっは。
晃瓶 だけど、ストレスってね、じゃ〜無くなるのかって無くならないじゃないですか。
これ、例えば、僕ら仕事しながらストレス溜まってないようで溜まってたりとか。
ハア、ハア、ハア。
晃瓶 そういうの、どう付き合っていけばいいんですか?
古村 そうですね、それには肝臓の肝、これを大切、丈夫にする事が大切ですね。
肝臓を丈夫に…。はい、どうしたらいいんでしょうか?
古村 それはですね、昔から漢方では、同じ物でね、同物同治。
だから例えば、腎臓が悪ければ、豚の腎臓を食べるとかね。そういう考え方しますね。
晃瓶 あ〜そうですか。
古村 だから、もし肝臓が弱ければ、レバーを食べる。
晃瓶 すると、肝臓が強くなるんですか?
古村 肝臓、強くなります。
へえ〜。
晃瓶 ほな、あなたいっぱい食べなあかんわ。
私、肝臓弱い?
晃瓶 肝臓違う、あなた頭ごといかな。
三人 あははははっ。
晃瓶 そう、あっそうですか。なるほどなるほど。
古村 それから食生活が大事ですから、緑のもの、緑黄色野菜ですね。今大切なのは香の野菜ですね。
香りの?
晃瓶 例えば、どんなもんですか。
古村 今…三つ葉とかセロリとかセリとか。そういった物は気を発散する、気をうまく流すという、そういう働きがあります。だから、あぁ、いい香りという、そういう感覚がとても大切ですね。
香りってかわりますもんね。なるほど。
晃瓶 なるほど、漢方ってね、本当毎回そうですけど、奥が深いなっていう様な事がどんどんわかってきますね。
本当そうですよね。後、特にないですか?
古村 あ、それでね、一番言いたかったのは、充分な睡眠時間をとることですね。
そうすると、寝る事によって肝臓が休まります。
はあ〜。
古村 だから、体内リズムというのがありますけど、朝早く起きてお日様とご挨拶して、夜は早く眠ると…。そういう生活がですね、一番基本になると思いますね。
あ〜、睡眠…。とらなあかんわ。
晃瓶 これはやっぱりね、生かされてるいう事ですよね。我々自然の中で。
だから、逆らったらいかんいう事ですわ。あと、ま、お酒も程ほどにいう事ですよね。
古村 そうですね。
どうも今朝もありがとございました。
はい。漢方の健伸堂薬局がお送りする「ほっかほか健康サロン デイリー漢方へようこそ〜」
3回目の今日はストレスについて健伸堂薬局の古村滋子先生にお話しを伺いました。
このコーナーは毎週火曜日のこの時間でお送りします。
来週は5月病について古村先生にお話伺いますのでね。
晃瓶 あ〜そうか。もう5月ですよね、先生。
これもなかなか深刻になったりしますのでね。どうぞお楽しみに。


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