古村滋子先生のラジオ漢方談義 : 古村滋子先生がKBS京都ラジオの「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」で漢方についてのお話をしました。漢方の基本姿勢と生活への活かし方が、 これを読めばバッチリわかりますよ!

第1回(4/6放送分)漢方入門〜漢方のお話


笑福亭晃瓶さん、中村薫さんとの放送風景
登場は・・晃瓶=笑福亭晃瓶さん  =中村薫さん  古村=古村滋子先生
晃瓶 「ほっかほか健康サロン」「デイリー漢方へようこそ〜」 
 
もうね〜、カンフーでも踊りたくなるような心地いい音楽が聞こえてまいりました。
ちょうどこの時間帯に、ちょっと気持ちを休めていただこうという意味で、穏やかになりますよね。どういう訳か知らん間に鼻から吸って口から吐くという、そういう呼吸法に変わるような、それ位に気持ちが落ち着く音楽でございます。

さ、このコーナー新コーナーでございます。
皆さんにはこれからいろいろとお世話になることも多いと思いますけども。
けれどもまあ、人間ね、体のこと、つまり健康ブーム、特に健康のことには気にされている方多いと思います。健康で、いつまでも楽しい人生を送りたいというのは、こらもう人間に生まれてきたからには当然でございます。
そこで、このほっかほかラジオは「健康と元気」そういった事をひとつのテーマにしましてね、ここでは漢方、これはよく街なんか歩いていますと、大きな字で漢方と書いてありますよね。なんとなく難しいなぁ、漢方か、どんなもんやろう、ちょっと入りづらい、というそういう方も中にはいらっしゃるかもしれません。

そこで、このコーナーですね、デイリー漢方ということで、日常の、普段使いの漢方。
そんなに難しく考えなくていいですよ。漢方には体にいいものがいっぱいありますし、もう本当に気さくに考えて下さい、という事でこれから、専門のお方にお越しいただいております。
毎週一回火曜日のこの時間にお届けするという事になります。
晃瓶 一回目ということで、ちょっと緊張していますっていう風ですが、緊張しない漢方をきっと飲んでいただいています。もう漢方で、なんでも大丈夫!
はい、では、漢方の専門家の方にいろいろ教えていただきたいと思います。
ご紹介します。健伸堂薬局の古村滋子先生です。おはようございます。
晃瓶 おはようございます、よろしくお願いします…まぁ、僕もよく商店街なんか入りますと、漢方って書いてある看板よく見かけたりするんですけど、ただなんとなく、ちょっと外からチラッとのぞくんですけど、どないなってんねんやろというぐらいで終わってしまうんですけども。
今日はまず、漢方、これをまぁどんなもんかというのをちょっと教えていただいたり。
まず、今日は入門編ということでね、ハ〜イ。
晃瓶 古村さん、漢方ってね、僕らなんや訳わからんまんま、ついつい漢方漢方なんて言うんです
けども、この漢方とはどういうものですか
古村 そうですね、「漢方」というのは、元々は中国から生まれてきたんです。
西暦415年頃にすでに日本に伝わってきて・・。
晃瓶 415年頃…ずいぶん前ですね
古村 日本には中国の文化も一緒に入ってきました、奈良の鑑真和上とか、唐招提寺の、そういう人たちがこっちに来た時に一緒に持って来たと・・・。
それから日本で独自に発展してきて、日本の風土に根ざして、そして日本の民族の伝統医学という形で伝わってきているわけですね。
漢方の漢というのは、元々は漢の時代、中国の漢の時代の医学体系が日本にこう根ざしてきたですから、皆さんご存知の時代劇の暴れん坊将軍とか、大岡越前とかの、江戸時代の中期に非常に隆盛を保ったと。その頃に蘭方医学も入ってきましたので、それに対比して漢方という言葉になってきてる訳です。
晃瓶 なるほど、そらぁ、聞いてみるもんです。
ほんとに歴史ありますね。こんなん、スラスラっとよう言えますね。
全然緊張してはりませんやん。
晃瓶 なにが緊張してる? やっぱりなんぞ緊張せえへん漢方飲んではるに間違いないわ。
こんなん、スラスラ出てきいへんでー。
古村 元々はそういう伝統の医学なんですけども、今、広くは中国の非常に発達した医学、中医学を含めて漢方という、流派を問わず漢方という言葉で使われている。
晃瓶 なるほどね。そういう事でね、ちょっとお分かりいただけたかも知れません。
ただ、我々普通にね、なんかちょっと調子悪い時には病院になんか行って、処方箋いうのを書いてもらってね、お薬貰ったりするんですけど、またこの薬と漢方いうのはちょっと違うんですよね。
古村 そうですね。やはり漢方というのは草根木皮、自然のものですね。自然の植物とか自然の動物、例えば、花や実や茎や根、そういう物を材料にするし、皆さんご存知の鹿の角とかですね、それからジャコウジカのにおい袋とかですね。そういった生きた動物、生きた植物を使って我々生きている人間に与える。
ところが、西洋医学っていうのは、やはりそこから化学合成薬品が入りますので、いわば死んでる薬を生きている人間に与える、というところの大きな違いがあると思います。
晃瓶 なるほどね。根本が違うんですね。
例えば、最近話題になっていますアガリクスとか、どくだみとか体に良いと言われますけど、こういったものは漢方薬に入るんですか?
古村 あ、それは全部自然のものなんですけど、漢方となりますと独自の歴史がありますから、理論体系のもとで処方が組み立てられ、診断がつけられ、そして、この薬は何グラムとか決まって出来ますよね。
それが漢方なんですけども、どくだみとかは分類すると民間薬ということになるんですよね。
晃瓶 違うんですか?
古村 違うんですね〜。それは、おじいちゃん・おばあちゃんとか昔の人達が、その地方地方で伝わってきている薬草、これを飲んだら美人になるよと、これを飲んだらイボが取れるよとか、そういったいわゆる伝承の薬草という事…。
晃瓶 なんかそれはね、ごっちゃになってるんですわ。
そうですね〜。う〜ん、ふんふんふん
古村 だから、ゲンノショウコなんてあり、 皆さんよくり知っています。それはお腹が痛い時飲むとたちまち良くなる、「現に証拠が現れる」と。
そういう風なのも民間薬になってます。
なるほど。
晃瓶 昔ね、あのー葛根湯いうのね、なんでもかんでも葛根湯、あれー
あれも、いわゆる漢方?
古村 落語の世界で古典の落語の中に葛根湯医者ってのがありますよね。
晃瓶 あーあります、あります。
古村 あれは名医と言われる葛根湯医者、それからやぶの葛根湯医者と、両方使われるんですよね。
誰でもかれでも葛根湯を使って良くなる、それから誰でもかれでも葛根湯しか使えないという、まあ両方の意味があります。
晃瓶 今でもね、葛根湯いうのはね、薬局なんかでも置いてありますし、もちろん漢方薬売ってはる所にもありますしね。
なんやわからんまんま、子供も親もね、もうもう、なんか言うたら葛根湯のんどいたらええねんいうてね。
なんでも言わはんの?
晃瓶 病は気から、言うのもあるかわかりませんけど効くねん、あっはっは。 どういう訳か効くんですけど、まあまあ今日は漢方ということでね、ちょこっとお話いただいたんですけど。
いやー、いろいろとね早速勉強になりましたね。
晃瓶 おわかりいただけた、これから徐々にあのー、おわかり頂けたらいいと思いますね。
そうですね。これから毎週ね、お話うかがってまいりますので。
晃瓶 これまー、奥深いと思いますけども。まあ皆さんからもね、質問なんか寄せていただけたら・・・
その質問なんかにもチャッチャッと答えていただけます。
はい、ということで、今日は漢方の健伸堂薬局がお贈りする「ほっかほか健康サロン」「デイリー漢方へようこそ」ということでお届けしました。
第1回目の今日は「漢方入門〜漢方のお話」ということで、健伸堂薬局の古村滋子先生に伺いました。えー、毎週火曜日のこの時間でお贈りしますので、楽しみにしていただきたいと思います。
  来週は「花粉症」について、また古村さんに伺います。
今日はどうもありがとうございました。


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