「胸が苦しいときの症状と漢方薬」

心臓疾患や呼吸器疾患、血管の疾患などの場合は西洋医学的治療が優先しますが、病院の検査では異常がないのに胸が苦しいというケースがあります。

その多くは精神的な要素で、『気がつまる』すなわち<気滞>が原因と考えられます。
漢方では痛みがないものを<胸痞>といい、痛みがあるものを<結胸>といいます。

胸苦しさの漢方薬は、
・ストレスが原因と思われるものは、「柴胡疎肝湯」など、気の流れをよくする<疎肝剤>など、
・咽が塞がる感じを伴う時は、「半夏厚朴湯」など、気滞を取り除くもの
・胸部に熱をもつ炎症性の場合は、西洋医学との併用で、熱を取り去る「小陥胸湯」など、
・肋間神経痛の場合は、体質に合わせて選びます
原因・体質によって漢方薬は異なります。

漢方処方例

半夏厚朴湯  陥胸湯  救心感応丸氣

※体質により漢方薬は異なりますので、ご相談ください。

※その他にもたくさんのケーススタディがありますので、ブログ内で検索してみてください。

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