イベント報告「不妊症を克服するセミナー 妊娠力を育む」
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赤ちゃんがほしいが授からない!
とお悩みの方が年々増加傾向にあります。
その原因は結婚の高齢化に伴い妊娠年齢が高くなっていることや、環境ホルモンなど社会的要因もあるといわれます。
そしてどんどん進化していく高度生殖医療とともに、妊娠しやすい母体・父体つくりをめざして漢方薬を求められる方がふえています。
そこで今回初めての試みとして、〈東洋医学と西洋医学の特徴を生かした不妊治療〉に関するセミナーを11月10日に開催しました。
当日は、東京や長野県からもご参加いただき、200人を超す参加者と内容豊富な講演で、参加された方々には大変喜んでいただきました。以下、簡単に紹介します。
![]() 足立病院 不妊治療センター所長 中山貴弘先生
1961年生まれ。京都大学産婦人科講師、日本パブテスト病院産婦人科部長を経て現職。京都大学では10年間にわたり初期胚培養法、顕微授精法および着床障害の治療法開発など生殖医療の治療成績向上をテーマとした研究に従事。また、付属病院体外受精医療チーム主任として他大学に先駆けて顕微授精法、孵化補助法などを成功させた。モットーは「明確で計画的な治療」と治療に対する「情熱」である。 日本生殖医学会、日本受精着床学会各評議員。生殖医療指導医。 【講演内容】 まずはじめに、ヒトが自然妊娠するまでの期間は、排卵日に夫婦生活を持ったとして、3ヶ月で50%、1年で90%の人が妊娠しますが、残る10%は自然妊娠が難しいとのことです。そして、様々な不妊の原因と、それぞれに対する治療法を図や写真で解説いただきました。 これらの一般的な不妊治療では成功しない場合は、生殖補助医療としての胚移植、顕微授精などにステップアップします。この時の妊娠成功率は、施術者の手技に大きく左右されるとのこと、すなわち、上手な医師にかかる事がいかに大切かということをデータで示していただきました。 それでも妊娠しない場合は、さらに進んだテーラーメイドの顕微授精が可能です。 この段階での妊娠成立は、三つの要素 <個人の妊娠能力> <胚培養技術> <医師の技量> が一定レベル必要であり、このいずれかが低いと妊娠率は低くなるとのことでした。 そしてこれらの生殖補助医療によって年々妊娠率が高くなり、且つ高齢妊娠も増えていますが、難治性の不妊症では、 <運動や鍼灸> <漢方> など、西洋医学とは別の観点からのアプローチも必要とのことでした。 結論として、妊娠の成立にはまず本人の妊娠能力を高めることが大事で、生殖医療はこれを手助けするものであるとのご講演でした。 |
![]() 日本中医薬研究会講師・医学博士 劉伶先生 1982年、中国・遼寧中医学院卒業、同学院講師、大学院修士学位取得。1990年、岡山大学医学部内科留学、医学博士号取得。遼寧中医学院客員教授、中華中医薬学会会員、日本不妊カウンセリング学会・不妊カウンセラー。 【講演内容】 女性の一生は、月経周期というリズムと、7歳ごとに変わっていく身体のリズムがあり、これが妊娠と大きく関っています。そして、正しい生理周期が妊娠力の基礎となるとのことです。 周期療法では、基礎体温の変化と中医学の陰陽理論を重ね合わせて考えます。 例えば ・月経期は <行気活血>といい血流を良くし、 ・卵胞期は <滋陰養血>で卵胞成長を助け、 ・排卵期は <助陽活血>で排卵を促進し ・黄体期は <温陽養血>で、陽気と血液を補い、着床しやすい環境つくりをします。 そしてその基本となる妊娠力向上のコントローラとして、生薬<当帰>が力を発揮します。 <当帰>主な作用は、補血、活血、止痛、潤膚、潤腸で、まさに女性の宝となります。 この当帰が最も多く含まれた漢方薬は<婦宝当帰膠>です。 【婦宝当帰膠】 通常はそのまま飲んでよいのですが、おいしく効果的に飲む方法として、 ・婦宝当帰膠+紅茶で 温性を高める、 ・婦宝当帰膠+コーヒーで 血流を促進する ・婦宝当帰膠+ココアで 安神作用をたかめる ことができるということです。 時々、婦宝当帰膠が甘くて飲みにくい方がありますが、これらの方法で飲みやすくなることもわかりました。 |
■当日参加された方へのおみやげも好評でした! 南京豆の飾り中国の民間では、結婚を迎える男女のために手作りの布団を用意し、その掛布団の縁に「栗」「棗(なつめ)」「南京豆」が縫い込まれるという、昔からの風習があります。「南京豆」を入れるのは、南京豆に実がたくさんあることから、男女ともに産み分けて子沢山になるようにとの祈りからです。現在は南京豆は作り物のきれいな縁起飾り物になり、繁栄の縁起物としても使われています。 小冊子<妊娠力を育む・周期療法>今回のセミナーを機会に、小冊子をつくりました。内容は漢方で体質改善し、めでたく妊娠された方の手記や、 不妊原因と対応する漢方薬などがわかる症例が掲載されています。 |
| 【主催】 お問い合わせ あて先 |
漢方の健伸堂薬局 〒611-0042 宇治市小倉町西畑28-5 TEL 0774-24-2155 / FAX 0774-24-8338 漢方の市兵衛薬局 〒600-8090 京都市下京区綾小路通烏丸東入ル |
| 【後援】 | ウーマンライフ新聞社 |
| 今年もやります!!!2008年10月18日(土) @京都 「第2回 不妊症を克服するセミナー 妊娠力を育む」 開催のお知らせ 同時に、秋の京都もぜひご夫婦でご堪能ください。京都が一番素敵な季節です。 |



南京豆の飾り
小冊子<妊娠力を育む・周期療法>






