肝臓病
健康な人では肝臓全体の20%の機能しか使われず、肝硬変や肝炎などで少しくらい悪くなっていても症状が現れないため、沈黙の臓器と言われます。そのためGOTやGPTなど、肝機能データの異常が見つかったときには既に70%が悪化しています。
漢方薬は肝細胞の保護、抗炎症作用、ウイルスの活動抑制、肝血流の改善など、総合的な効果を有します。。西洋医学ではインターフェロン治療が主流ですが、漢方は副作用なく効果が期待できます。またよく知られる田七人参や、ウイルスを抑制する板藍根なども併用することで、顕著な効果が見られる場合もあります。
最近肝臓病を患っている方が増えています。日本人の死亡原因順位から見ても、ガンを筆頭に心疾患、脳血管疾患、肺炎、気管支炎に続き肝臓病がきています。
肝疾患で一番怖いのが肝硬変です。肝炎などの炎症で肝細胞が破壊され、それを修復しようと繊維質が増えて肝臓が硬くなる病気で、肝臓病を長く患っていると肝硬変に進行しやすいのです。肝臓は体で一番大きな臓器で、健康な人はその20%位しか使っておらず、多少の障害が起きてもビクともしません。その為肝炎や肝硬変で少しくらい肝臓が硬くなっても症状が現れないため「沈黙の臓器」と言われています。GOT、GPTなどで異常が出た時は既に肝臓の全細胞の70%が侵されており手遅れ状態です。全身のだるさ、疲れやすい、食欲不振、肌荒れが危険信号です。
漢方治療としては、肝臓の働きを強める五味子や芍薬があり長期に服用すると良いです。また肝臓病になると消化器を強め体力を付けることも重要で、人参や黄耆で免疫機能を調整し、DNAやタンパクの合成を促進し、自然治癒力のアップを図ります。これらを組み合わせた漢方処方があります。
また民間薬では、最近話題の「ウコン」が有名だですが、中国では雲南省で採れる「田七人参」が肝臓の血流を良くし、保護作用があると言われ多用されています。お茶のように手軽に飲めるのが良いです。



