新聞掲載 症例別漢方コラム : 国際中医専門員 古村先生が、現在新聞に連載している漢方コラムのバックナンバーを集めました。症状や対処法についての詳しい解説も加筆しています。

ガン

基本的には現代医学との併用で、漢方はガン細胞が住み難い体の環境づくりや自己免疫を高めることが中心です。中医学では「扶正(生きる力をつけ)去邪(体に悪い影響を与えるものを取り除く)」を基本としています。漢方薬には抗ガン作用を有するものがたくさんあり、ガン細胞の壊死、抗ガン剤や放射線の副作用軽減、延命効果などで多くの人が救われています。


50歳Aさん。昨年春の検診で上行結腸部分に癌が見つかりました。全く自覚症状が無かったので驚いたそうです。すぐ手術をして癌の部分を切除しました。「綺麗にとり ました。もう大丈夫」との医師の言葉に安心していましたが、一年後、肺に転移していると聞かされ衝撃を受けました。しかも小さいのが無数にあり、手術は不可能と言 います。化学療法剤で経過を見ています。

しかし化学療法などによる抗癌剤は免疫を低下させ、新たな癌細胞を作る可能性があり、更に重い副作用が問題となってくるので、Aさんには冬虫夏草や霊芝胞子が入っている食品と、Aさんの体質に合わせ、六君子湯、麦味参をのんでいただきました。治療中、吐き気や食欲不振、白血球の減少の副作用も少なく、とても元気に過ごしています。体調が良いので順調に次のステップにすすんでいます。

一般に1個のがん細胞が直径1cm、重さ1gまで増えるのに8〜10年かかるという。つまり1cm位の初期癌が発見されるには、8年以上もかかっている事になります。手術で取っても、癌細胞は無制限に細胞分裂を繰り返し増殖している事を考えると、やはり転移を頭に入れ一生(慢性病として)付き合うつもりが良いでしょう。

Aさんが飲んだ霊芝胞子製品はマクロファージを活性化し、貪食能を亢進させて免疫を高めます。
また、癌細胞に見られるテロメラーゼの活性化を阻害し、また細胞分裂を防ぎ、癌細胞を自殺(アポトーシス)に導くことが実験で実証され、成果もあがっています。力強い味方でありがたいです。



当コラム新聞掲載日: 2004年3月


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