肥満
肥満は、体重過多と体脂肪過多に区分されます。体重過多は体格指数(BMI値)が30以上を肥満とし、体脂肪では女性30%以上、男性25%以上を肥満とします。
原因は、摂取カロリーオーバーが多いですが、遺伝性もあります。また閉経後の女性は肥満になりやすいようです。
漢方には肥満に対する理論はありませんが、実際は様々な方法が使われています。主なものは体に溜まっている湿熱をとる、血流を良くする、元気を補い代謝を促進するなどですが、最近は短期間での効果を期待されるため、適切なカロリー制限のためのマイクロダイエットや、消化促進、排泄促進、食事指導などを、タイプによって合わせる必要があります。
無理なダイエットで急激に体重を落とし、無月経になってしまったという26歳の女性。また体重が30kgになって肝臓病を患い、拒食症に陥ってしまった女子学生。ダイエットに失敗した方がよく来店されます。特に最近はダイエット情報が氾濫し、その多さに惑わされることも多いようです。
ダイエットとは単なる痩身だけでなく、体脂肪を減らし、筋肉を落とさない、健康で美しい身体をつくること(健美)であり、美容と疾病予防が目的となるものです。肥満は高血圧、糖尿病、脂肪肝、腰痛などを引き起こす要因になります。その元は健康のバランスが崩れて、太りやすい体質になっているところにあります。
漢方では太りやすい体質を4つに分けます。気虚太り(食べないのに太る、下半身太り)、気滞太り(ストレスが多く体重増減が激しい)、湿熱(食欲が旺盛で、全身がっちり太っている)、お血太り(背や腕など上半身が太く、見た目より体重が多い)があり、タイプによってダイエット方法も違ってきます。その原因を探り、個々人にあった方法をとるのが本来の「漢方ダイエット」です。従って太りやすい体質の改善には漢方薬を、カロリー制限が必要な場合にはマイクロダイエットを、また体脂肪を減らす場合は三爽茶を使い、様々な組み合わせを考えます。正しいダイエットで、いつまでも美しく健康でありたいです。



