2009年9月アーカイブ

第3回 症例検討会 2

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もう一つのテーマは「早発卵巣不全(POF)」の症例でした。

お2人とも30代の方。どちらもPOFで続発性無月経です。難かしいですが、西洋医学では黄体ホルモン補充したり、カウフマン療法をすることが治療の方針になります。


漢方医学では、お血、痰湿、脾虚、肝うつなどの体質を見極め、それに合うお薬を投与して「補腎活血」を中心に組み立てていきます。

Kさんは無月経歴4年、自力では月経が来ません。漢方薬で補腎活血をするべく処方し5ヶ月間、経過をみますとFSH、E2、に変化が見られさらに子宮内膜にも変化が見られます。FSHが異常に高く、しかもE2が低い、そのような方が漢方薬でFSHが下がってE2の値が上がってくるのは凄いです。これで排卵してくれる卵が育ってくれたら万歳です。

この方にも漢方薬で経過を追わせていただけるよう主治医にお願いし、了解を得られることはとても心丈夫です。患者様も安心して治療できることは何よりです。

3ヶ月~4ヶ月間、漢方薬のみでFSH、E2、子宮内膜の厚さを追い、排卵もしくは出血がなければ西洋医学の治療に委ねる。そのような治療方針が立てられ、私たちも確信が持てることがうれしいいです。

更に「重度の排卵障害?」の症例にも話が行きました。

漢方薬で経過を追っても、なかなか排卵できないSさん。高度生殖医療の助けが必要です。お忙しい中、出席していただいたA病院のN先生に助けを求めました。
今後はいろいろ経過をみて検査をしていただけることになりました。ありがたいことです。

ボリュウムたっぷりの症例検討会は2時間半におよびました。

いつもご指導いただいているA病院のN先生、中医師の先生に感謝して、次回も症例検討会(中・西両医学の情報交流会)を行いたいと思います。

第3回 症例検討会 1

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漢方サロンにて、現代医学と中医学の情報交流の場を持ちました。堅く言えば症例検討会です。

3回目となり司会者も1回目の緊張とは違いリラックス。参加された先生方もゆとりの発言で和気あいあいで進行しました。

不妊で悩まれている方の症例を、高度生殖医療の立場からと、体質から見る中医学(漢方薬、鍼灸など)の立場からそれぞれの治療の特徴を話し、意見を交流することが目的なのですが、私たちにとっては、体外受精をされている医師の意見が聞けますので、大切な勉強の場となります。

今回は「質の良い卵が出来ない」と言う不妊歴2年の方。

何回刺激しても受精卵にならず、あるいは分割が途中でストップしてしまう、今まで一度も胚盤胞まで育ったことのない症例で、漢方薬を8ヶ月間服用していただき、体調を整え、採卵し、受精させ、胚盤胞まで分割が進み胚移植して着床、心拍確認できた症例でした。

漢方薬は卵が育ち易いように体質を改善し、採卵してからは生殖医療にお任せです。

N先生からは培養の仕方、胚移植の工夫をされたことを聞き 「そこまで配慮されて行うのは凄い!」と思いました。この成功例はまさしく中医学と西洋医学の良さを発揮したもので、私達の望んでいた結果になりとても嬉しい症例でした。

この症例のNさんは生まれてはじめての妊娠でとっても喜んでくれたのは言うまでもありません。

 

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8月 薬膳料理教室

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8月21日の、相談会の前に薬膳教室を行いました。

講師は今月も中医師の劉伶先生。夏野菜をふんだんに使った料理で、夏ばて予防に最適。鮮やかな宝石のような彩が食欲を誘う一品です。

 

レタスの宝石包

ピーナッツは渋皮を取り去ります。

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他の野菜は1cmの細の目切りし、ジャガイモ、人参を湯通ししておきます。

鶏肉に料理酒を入れた後、片栗粉をまぶします。

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中華なべに油を敷き、鶏肉が白くなるまで炒めます。

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その中に、湯通したジャガイモと人参、椎茸やピーマン、油揚げを入れて、よく炒めます。

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みじん切りの生姜とネギを入れ、香りをだしてから、料理酒、豆板醤、醤油を入れ、ナッツを加えてさらに炒めます。

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野菜が柔らかくなったら塩、鶏がらスープ、を加えて出来上がり。

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レタスの葉で包んで召し上がります。

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