52歳の挑戦 <気になるその後>

この秋52歳のFさんは3度目の胚移植(渡米は4回目)のためにアメリカに行きます。

48歳からはじめた不妊治療も4年経過し50歳の声を聞いてからはなかなか思うように卵が育たず、卵の提供を受けるため2009年アメリカに行きました。若い女性の卵と非配偶者の精子をもらい、いわば受精卵を移植するための渡米です。

Fさんは一生懸命生殖医療に向き合い、50歳になってからも胚盤胞の移植をしましたが、願が届きませんでした。渡米を決めてからは、きれいな子宮にしておこうと筋腫の手術も積極的にうけ準備をしてきました。

2009年9月1回目の胚盤胞移植をしました。10月に待望の妊娠陽性反応が出て、本人も、今までかかっていた不妊クリニックの先生も、治療に携わってきた先生も、私もみんな「よかったね!」と先ずは第一関門突破に安堵しました。

これからしっかり母体の健康管理を東西医療で行い、無事挙児を得ようとしていた矢先、6週で出血が始まり、心拍確認を前に完全流産となってしまいました。とても残念でした。

この妊娠~出血~流産の経過中、流産という喪失感に加えて心無い方々の誹謗中傷にずいぶん
傷つきました。
でも強い彼女は立ち上がり次のステップに向かって進みだしました。

Fさんの納得いくまでの挑戦がまだ続きます!

【折しも先日、野田聖子国会議員の卵提供での妊娠の報道が流れていました。
日本ではまだ法的には認可されていませんが、野田聖子さんの妊娠で法制度がどうなるのか
とても興味深いものがあります。
法制度がされたら、Fさんを受け入れる医療機関も治療がやりやすくなることでしょう】

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