中西医結合の情報交換会(症例検討会)その1

新年早々今年も中西医結合で妊娠率を高める手助けをしたいとの思いで、「症例検討会」を行いました。
今回で4回目になります。A病院・不妊クリニックで第一線で活躍していられるN先生にお願いしての検討会です。3時間に及ぶ長い時間でしたが、用意した症例が時間切れで残ってしまうほど、内容が豊富で、充実したたくさんの知識を頂きました。
今回の症例では、Bクリニックで4年間不妊治療をされ、その間にIVFに6回挑戦されたTさん(40歳)の例です。結果が出ず、「何とか体調を整えたい」と当店に来られ、半年間、漢方薬で周期調節をしました。その後A病院のN先生にお願いし、漢方薬とARTで無事妊娠しまもなく出産される症例を検討しました。6回したIVF-ETがなぜ成功しなかったのか?基礎体温表(BBT)はどうなっているか?妊娠しにくい体質はどこが問題か?成功した要因はなんだろうか?漢方薬の効果は?など、中医学の立場からは中医師のR先生、西洋医学の立場からはN先生が問題点を出し合い、成功に導いた要因を話し合いました。
漢方薬で体調を整え、胚盤胞にまで育った胚を、ウォーターベットの子宮内膜(いつも薄い子宮内膜でした)に戻しやっと着床、順調に育ってくれました。中西医のコラボが成功し本当に良かったです。
あかちゃん誕生を待ち焦がれているTさんの笑顔が浮かびます。

前回も同じように、中西医コラボで妊娠に成功した症例をみんなで喜び合いましたが、このような症例検討を通して成功例が増えてくることが、私達の願いなのでこのような機会がもてることに幸せを感じ、参加してくださっている両先生にいつも感謝の念を抱いています。

本当に素晴らしい検討会に感謝です。