無月経からの妊娠そして感動のわが子との対面

| コメント(0) | トラックバック(0)

Sさんは独身の頃から月経不順で6年間ホルモン剤のお世話にならなければ月経が来ませんでした。
結婚されて赤ちゃんが欲しく不妊治療を始めました。
もちろん排卵誘発剤を使っての治療で、やっと妊娠されましたが子宮頚管が無力であかちゃんを支えられず19週で残念ながら流産をする悲しい結果になりました。

精神的なショックから立ち直り「体力をつけて今度こそ無事あかちゃんを生みたい」と漢方薬を求めて来られました。
細身のSさんBMI(体重と身長の割合が22が健康的な数字とされています)が18と痩せすぎの数字でした。
外見からも」胃下垂、内臓下垂(子宮頚管無力症も)が疑われるくらい「脾気虚」の様相でした。
ホルモン剤の刺激をしばらく休んでもらい、漢方薬で補気健脾(婦宝当帰膠、健胃錠など)しながら少しずつ補腎(参馬補腎丸など)して1年3ヵ月、待望の妊娠をされました。
その間軽い誘発剤を使って見ましたが、Sさんの卵巣は敏感に反応して腫れてしまうため、しばらく病院をお休みして自然妊娠を待ちました。

その結果Drも驚く自然妊娠でした。心拍確認後はしっかりあかちゃんを育てるため、安胎薬と流産予防のお薬を服用してもらい、外科的な処置も行い万全な対策をしての出産でした。

先日、可愛いKちゃんを連れてきてくれました。
Kちゃんを抱くSさんの顔は愛おしいわが子を得た安堵感と幸せのお母さんの顔をしていました。
漢方薬を服用して妊娠~出産まで2年間。いろいろありましたが待ち望んでいたわが子を抱いたSさんの母親の姿に感動しました。

Img_0952

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.kanpou.info/mt_4_2_ja/mt-tb.cgi/2736

コメントする

このブログ記事について

このページは、古村滋子が2009年12月 9日 12:16に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「不妊症研修 山東中医薬大学附属病院③」です。

次のブログ記事は「もう今回が最後!思わぬ妊娠に戸惑い」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。