AMH(抗ミユーラー管ホルモン)の数値が...

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先日来店されたSさん47歳。お顔を見るなりとても暗い気持ちが伝わってきます。

どうされたのかと思い 「その後体調は如何ですか?」 とたずねると 「『先日病院で卵巣年齢を見てみましょう』といわれ検査をしましたが、その結果を本日聞きました。」

『AMHの値が5以下なので卵巣に卵はありません。この数字では妊娠は望めません』とはっきり言われショックをうけています」と。「もう諦めたほうが良いのでしょうか?」お気持ちがとってもよく伝わってきます。

Sさんは今まで10年くらい赤ちゃんがほしい一心で辛い不妊治療を続けてこられたのです。HMGの注射を毎日通院して打ち、卵巣も腫れOHSSにもなりながらも、ただただ目的達成のためお金と時間を費やしてきたのです。卵巣刺激をを繰り返してきた為、卵巣がくたびれしばしお休み状態で漢方薬を続けてきました。

体調もよくなり、自然周期で育ってくる卵胞を待ち、採卵、IVFの予定を立てていました。年齢こそ47歳と高齢ですが、気持ちも、肌も若々しく実年齢よりもはるかに若く見えます。若いときよりも採卵のチャンスはなくとも、「確実に育ってくる完熟に近い卵を1個でよいから作りましょう」と励ましてきましただけにとてもがっくり落ち込んでしまいました。

医師からは何のお薬も処方されずいわば「不妊治療終了!」の宣告だったようです。しばらくお話をしながら、時間をかけて気持ちを整理し、これからの人生をどう生きるか?ご主人と相談されるようお話をしました。

若々しさを保つ為にも女性ホルモン分泌が必要ですので、引き続き漢方薬を服用して、年をとりにくい体に(抗老防衰)していきましょうと結びました。

時として打ちのめされるAMHの数値、今は臨床的にどう扱われるかはまだ未知な部分もありますが、良きにつけ悪しきのつけAMHの数値が測られてくることでしょう。

われわれの言い方によっては当事者の気持ちを傷つけることにもなりかねません。もうすこし当事者の気持ちに寄り添えることが大事なのではと思う昨今です。

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このページは、古村滋子が2009年8月17日 15:33に書いたブログ記事です。

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