第15回ひよこママの会

15回目を迎えました今回は、初めて四条のサロンで「ひよこママの会」を開催しました。

参加されたお子様の月齢にあったいろんなお話を聞く事が出来ました。

開催日 : 12月3日(水)

時間 : 13:30~15:30

今回のお子様の月齢は2~14ヶ月です。

~~~~~~~ 内容 ~~~~~~~

1.自己紹介

2.「気になること」「聞きたいこと」のコーナー

 Q)離乳食開始に伴い、口のまわりが荒れやすくなった。

 A)柔らかい布で、ふいてあげる。ワセリンなどで保湿をしてあげる。

 Q)インフルエンザの予防注射は必要か?

 A)6ヶ月を過ぎると受けられるが、効果は少ないです。1年過ぎてからの方が効果はよい。親が予防注射をしてインフルエンザを家に持ち込まない事も大切です。

 

 Q)何でも口に入れる(なめる)。その都度きれいに拭けていない。

 A)個人的に回答

 Q)忙しすぎて離乳食を何品も作る自信がない。

 A)無理をせず親と同じ野菜を使ったり、時にはベビーフードを使うこともいいですね。

 Q)夜間のオッパイが2時間ごとで、なかなかのびない。

 A)個人的に回答

 

 Q)乳児湿疹が首のまわりにまで出ています。母乳で育てていますが母親の食事が影響しますか?

 A)初めての冬(乾燥期)には脂肪が足りなくて湿疹が出やすいです。お風呂上がりにワセリン系の保湿剤を使うとよい。母乳の内容は、母親の食べ物の影響は少しあります。特定の薬剤(ホルモン剤など)は注意。

 Q)冬は、外出を控えた方が良いのか?

 A)人ごみを避けて外に出る方が良い。紫外線も日本の場合、日常的なものなら気にしなくてもよい。赤く日焼けする人は少し注意。

 Q)ベビースイミングを始めたいが、行き帰りのバスの中での風邪の感染などが心配。

 A)一年に10種位のウィルスに接触しています。これを繰り返す事によって強くなっていきます。

 Q)赤ちゃんの鼻水がなおらないので、どうしたらよいでしょうか?

 A)喉も赤く無く風邪でないなら、鼻水もウイルスが入らないようにする大切な防御反応です。

 Q)母親がアレルギー体質(アトピー)なので、気をつけたら良いこと。

 A)めぼしい食品に目をつけておくことは、必要。でもあまり厳格に極端に避けることは、しない方が良い。

 Q)1ヶ月半の時に中耳炎になったので気をつけた方が良いこと。

 A)鼻汁の中にはウィルスがいっぱい。鼻をかむなど外へ出すことが、大切です。

 Q)夜泣きが続く。夜続いた時間で寝てくれず、昼も夜も神経質な態度に疲れが…。

 A)夜泣きは6ヶ月以降1才半まで(2~3才までとも)に健康な赤ちゃんにおこる普通のこと。

 <対処法>

  睡眠に至る流れをいつも同じようにしていくこと

  お母さんがイライラしないこと

  お父さんなど他人の人にも協力してもらうこと

 Q)朝晩ミルクに続き、昼夕のみごはんを食べます。3回にすると、1回の食べが悪くなったり、夜中に起きておなかがすいたような様子。

 A)子供にも個人差が有り、必ず3回食べる必要は無い。1日で見てしっかり食べていれば良い。

3.ありふれた病気についてのお話

○かぜ症候群

 90%ウィルス感染⇒自分の体力で治す

 10%細菌感染⇒抗生物質が効く

 最後まできちんと飲むことがポイント

○咳や鼻水のかぜ

 鼻汁も咳も大切な防御反応

 注意⇒百日咳(三種混合ワクチンを受けておく)

○冬の季節はインフルエンザに注意

○嘔吐や下痢のかぜ

 冬に多いウィルス性胃腸炎

 注意⇒嘔吐が終わって直後には口から水分などとらないように

 嘔吐が終わって、食べられるようになったらいつもと同じ食事を

 注意⇒腸重積

○発熱

 3ヶ月までの発熱は直ぐに医療機関へ

 37.5~38(夏)まで元気にしていたら熱さましは必要ない。

○熱性けいれん

○湿疹

 対策⇒スキンケアとワセリン

○アレルギー体質について

 治療はスキンケアと適剤適所⇒赤みが強い時はステロイドを使い、おさまったら軽いものに変える。

○嘔吐、下痢、便秘

○抗生物質が必要な細菌の病気

 中耳炎と百日咳(三種混合がまだなら)乳児では尿路感染症を見逃さないように。

 溶連菌感染症、マイコプラズマ感染症⇒幼児期、学童期に多い。

 受診すべきかどうか判断がむずかしい。

 治療が必要か?⇒機嫌がよいか?おもちゃで遊んでいるか?

 母の「いつもと違う!」という直感は大切。

 発達などの問題⇒成長曲線と同じカーブで成長していれば、時期的な

 早い遅いがあっても問題ない。著しくカーブからずれていれば、保険所、小児科で相談。

☆☆「第14回ひよこママの会」からの伝言☆☆

赤ちゃんや子供が一生懸命に考えているときは、まわりの大人は待ってあげる。

育児において「待つ」ことはとても大切。考える力を育ててあげて心の発達を促し、想像力を育ててあげましょう。