樹齢900年の恵み

古事記・日本書紀によると、世界にはまだ大地がなくドロドロした状態だった頃に、天上の神々が男神・伊弊諾(いざなぎ)と女神・伊弊持(いぎなみ)に「地上はまだ漂うばかりだから、これを固め、国を造りあげよ」と命じました。

その時に、ドロドロの海原を矛でかき回し、矛の先から滴り落ちた潮が凝り固り、島が誕生したこの島が「おのころ島」といわれ、現在の淡路町の絵島、洲本市の成山、南淡町の沼島ともいわれています。

日本列島の最初の陸地として誕生した「淡路島」に日本最古のお社である「いざなぎ神社」があります。その境内にある樹齢900年になる天然記念物の「夫婦大楠」。

日本を産み出した男神・伊弊諾(いざなぎ)と女神・伊弊持(いぎなみ)の命に、その「産み」のパワーを恵んでもらおうということでそのようになったのか、「子授けのご利益がある」と言われています。

大きな楠の木の下で は、樹齢900年も生きてきたその漲ったパワーのシャワーを浴びることができます。

一昨日に撮った小さな写真にて、その「ご利益のパワー」をみなさまに差し上げます!