子育てコーチング

小さなお子様をお持ちのパパやママなら一度は感じるであろう「育児ストレス」。

エスカレートして虐待にならないようにしたいものです。虐待までいかなくても、思わず声を荒げて怒ってしまい、後で後悔して悩むことはしばしばあるのではないでしょうか。

子育てに悩むパパやママをサポートし、「子育てコーチング」をされている川井道子さんの「子育てに効果的な7つの決め技」を紹介しましょう。

★承認・・・言葉や行動などから子供のメッセージをしっかりと受け止め、アドバイスは後からする

★傾聴・・・子供の話を聞くときは用事をしている手を止める

★リフレイン・・・子供の発言の語尾などを繰り返す

★先入観を持たない・・・子供はこういうもの、と思い込まない

★質問・・・子供が失敗しても「どうしたらいいのかな?」などと問いかけて一緒にその原因を探す

★沈黙・・・急かないで子供が話し始めるまで黙って待つ

例えば「おもちゃ買ってくれなきゃヤダヤダ!」と言って駄々をこねたら「嫌なのね」とリフレイン。「こんなのしたくない!」と言ったら「そっか、したくないんだ」とまたリフレイン。

これで、子供は「ヤダ」「したくない」という気持ちを分かってくれたと安心し、駄々をこねてた気持ちも収まってしまうのです。

「どうして嫌なの?!」「どうしてしたくないの?!」と子供の気持ちを否定するような言葉を言うと、子供の気持ちが満たされずにますます駄々をこねることになってしまうのです。

ただリフレインの後は、しっかりと正しいことを伝えないといけません。まずは子供の気持ちを受け止めて、安心させてから「おもちゃを買って欲しいのね。でもね、今日はもう買えないよ。」「これがしたいのね。だけどもう帰る時間だよ。」などと伝えること。

受け入れるところはしっかりと受け止め、譲れないところはしっかりと伝える。子供に合わせてじっくりと待つ。

楽しく育児ができるためには、「子供とのコミュニケーションをいかにうまく取ることができるか」に掛かっていると思います。今一度、川井さんの「7つの決め技」がちゃんとできているか、チェックしてみてください。