ママになったばかりのママ達を支援しようと、ヘルパーを派遣する自治体が増えてきました。
その背景には、急速な少子化が進む中で、子育てに対する親の負担感が高まってきていることがあるようです。
以前は祖父母に手伝ってもらえたのが、核家族で孤立したり、晩産化で祖父母が体力的に無理だったりするケースが増え、ヘルパー利用者が増えているのです。
5歳児までのお子様を持つママの半数以上が、子育てに「不安」や「負担」を感じているという調査結果が出ています。「寝不足」「産後の体調不良」により、「疲れが取れない」と訴えるママが多いといいます。
家で、子供と2人で悩まずに、ヘルパー派遣によりすぐに近くに相談できる人がいるようにすることで、「精神的」「体力的」な負担を軽減させることも大切です。
「子育ては母親がやるもの」との頑固な囲いは取り払い、地域のみんなで少ない子供を育てていく、という意識を持つことができれば、孤立化することもなく、子供のためにも良いことです。
全て自分でやろうとせずに、人に任せられるものは任せ、自分の体と心を休めるように地域支援のヘルパー制度を利用することを考えてみるのも良いかもしれません。