初の自然減

日本政府がまとめた人口動態統計で、この2005年は、「出生数が死亡数を下回る『自然減』となる」ことがわかりました。

今までにも政府や企業が「出産・子育て支援」に取り組んできましたが、この統計によると、その成果が現れていない結果となりました。

「なにが問題なのか」「改善すべきはどこなのか」・・・社会全体が意識改革をし、変わっていかなければならないところまで来ているようです。

どんどん増える「ニート族」、「結婚しない30代男女層」、「増え続ける教育費」、「要介護の人口増」・・・

この自然減になってしまった日本の社会を増加へと導く改革は、なかなか問題点が絡みすぎて、そう簡単にはいかないようです。

人口減の問題点は、「子供が減る」と、「労働力の低下」により日本の「産業の活力」が失われ、結果として「日本の経済力」が失われ、世界での「日本の存在」が危うくなる、ということに繋がっていきます。

何とか、この絡み合った問題点を少しずつでも解いていく意識改革をしないといけません。これから産まれてくる子供達、これから大人になる子供達に、「日本に産まれ、育ってよかった」と言ってもらえるような夢のある社会にしていきたいですね。