読者のみなさま、こんにちは!
オンラインショップ【漢方の健伸堂薬局】のウエブマスターを兼ねる
古村学(こむら・まなぶ)です。
そろそろ新しい環境に慣れましたか?
春は眠いけど、朝起きは大丈夫?
外に出て、春の空気を吸っていますか?
健康の基本は飲食です。
正しいものを正しく食べる、
そして身体をしっかり保つと
心もしっかりしてきますよ。
「正しいものって、何?
そもそも、あまり時間がな~~~い!」
と反論される方、
ちょっと待ってください。
今回は、お手軽に正しい食生活へと少しでも近づけるための、
簡単な方法を取り上げてみましょう。
■■本日のもくじ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○ 本日の相談 『麦飯を科学する!』
○ コラム 『コエンザイムQ10の話』
○ 合同懸賞 『現金1万円が!/サージ精が!/その他も多数当たる!』
○ お知らせ 『ゴールデンウィーク中の当店の休業日は?』
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○ 本日の相談 『麦飯を科学する!』
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Q:
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先日、法事の食事会があった飲食店で麦飯が出てきて、
それ以降、毎食麦飯がマイブームです。
縦半分に割れた麦をプチプチ噛み締めるが楽しいし、
何より、御飯の味にコクが出る感じ。
噛み応えのある食感に、
あごを一生懸命動かしている充実感もあります。
そこで考えてみたんですが、
もしかして麦飯って、すご~くいいんじゃありません?
この際、麦飯について、
漢方的に「科学」してみてください。
お願いしま~~す!
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A:
最近の健康志向で「玄米食」が見直されていますが、
「そこまでは・・」という方がほとんどですよね。
ですから、「玄米」の代用品として
食べやすくなった麦は、
大変お薦めだと思います!
大麦を栄養素表で見ると
●食物繊維が白米の10倍以上
●カルシウムやカリウム、鉄分などミネラルが豊富
という、すばらしい食品です!!
含まれている食物繊維は、
●コレステロールや血糖の上昇を抑制
糖尿病や高脂血症などの生活習慣病の予防に最適です。
またカルシウムは
●歯や骨をつくり、鉄分は貧血予防になる
など、いいことがいっぱい!
ご存知ですか?
現在でもチベットでは大麦が主食なんですよ。
食感はサッパリしていて
(悪く言うと「パッサリ」ですか?(^_^))
なぜかトンカツと合いますね。(←私も大好き!)
マイブームになっておられる麦飯は
時代の先端を行っていますから
ぜひ続けてください。
しかし、そのきっかけとなった飲食店さんも
目の付け所がいいなあ~。
外食では安かろうまずかろうで、
コスト計算の影響は白飯から出ることが多いのに。
マーケティング戦略面で見ても、興味津々です!
さて、漢方では大麦は用いませんが、
発芽させて5mm程度になったものを
乾燥して麦芽として用いています。
麦芽は
●消化不良や食欲不振、腹部膨満感、嘔吐
などに効果があり、
麦芽にさらに山査子と神麹が合わさった
<晶三仙>は
手軽な消化薬としてお勧めです。
●
『晶三仙』
http://www.kanpou.info/product/K50079.html
穀芽、紫蘇、生姜なども含まれています。
また
乳児が吐乳するときは、
生薬の麦芽だけを煎じて飲ませると効果があります。
産後で授乳を終えて、乳房が張って痛むとき、
麦芽を炒ったもの(炒麦芽)服用すると治まります。
洋食などで小麦は多く使われていますが、
この機会に、大麦も見直してみてはいかがでしょうか!?

【回答者:古村 学】 http://www.kanpou.info/info/staff.html#komura
言わずとしれた、元気なウェブマスターです。
毎日さらに元気な女性陣に囲まれて仕事してます。
羨ましい?(^_^;)
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○ コラム 『コエンザイムQ10の話』
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先日、NHK番組「生活ホットモーニング」で、
コエンザイムQ10の特集がありました。
コメンテータは
普及推進派から、
NPO法人日本コエンザイムQ協会理事長、
東京工大の山本先生。
一方、慎重派(?)は
活性酸素研究では第1人者の
京都府立医科大学の吉川敏一先生。
NPO法人は、コエンザイムの業界とつながっているので、
流通量を上げるべく、コエンザイムの効果をPRしていました。
これに対し、ブームに警鐘をならす側の
吉川先生の論旨をまとめると、
次のようなものです。
1.多めに飲んでも、宣伝されているような効果は感じられない。
2.動物実験で良いデータが出ていても、人間も同様とは言えない。
3.医薬品としては1日量30mgが使われてきたが、
たとえば300mg/日など、大量使用の場合の安全性はまだ未確立。
4.アメリカで多く使われているといっても、日本人とアメリカ人では体質も違う。
5.飲むなら、成分が明らかで安全なものにこだわりたい。
6.今後、人間に対する効果や安全性を臨床試験する必要がある
ですから、自己責任において使ってくださいとのことでした。
とは言いながらも、
当店もコエンザイムは取り扱っています。
●
アミノプラス CoQ10
http://www.kanpou.info/product/HJ0150.html
ですが、大量摂取はお薦めしたことがありません。
そして、成分や安全性についてですが、
当店では、フィブロ製薬というメーカーのものを採用しています。
廣禅顆粒などもつくっているしっかりした会社です。
実は、
コエンザイムに限らず、
最近のサプリメントブームが、
健康被害を起こす時代がそう遠くないのではと心配しています。
特に販売合戦の中では
「いい」→「大量に飲むともっといい」→「まとめるとお安くします」
といった傾向が強いですから。
というのは、
漢方の考え方で、良く使う言葉があるのです。
◆身土不二
身体と大地は不可分であるという意味。
たとえば寒い地方の食べ物は、防寒目的で
身体の温まるものが多いし、
暑い地方の食べ物は冷やすものが多いのです。
その方の暮らす環境に合わせた食べ物を摂るべき、という意味。
◆薬食一如
食物は結局薬と同じ。
上手に使うことで健康になる、という意味。
つまり、
食物も薬もバランスが肝心なんです!
たとえば、ビタミン剤でも、
1種類を摂ると、他のビタミンとのバランスが崩れます。
生体に備わる調整機能が崩れてしまうことになるのです。
「あ!私もやってる・・・」と
ドッキリされた方、おられませんか?
ですから、漢方薬では、
1処方中に5~20種類の生薬が含まれ、
1種類によるバランスの崩れを防いでいます。
バランスや自然との調和、という考え方が
大前提に据えられているのです。
先人の知恵に驚くばかり!
さらに3000年の人体実験(?)で裏打ちされたもので、
コエンザイムのように数十年の歴史とは格段の差です。
バランスを崩さず、効く処方を行うためには、
微妙な匙かげんの妙となります。
そういう処方の工夫は
長年蓄積され、伝授され続けているのです。
ですから、
漢方薬店はコエンザイムを皆様に処方するときも、
決して無理強いはいたしませんし、
適切な量を適切なタイミングで摂ることしか
お薦めしません。
当店がコエンザイムについて声高に宣伝していないのも
そういう頑固なポリシーがあるからです。
「薬食一如」
いい言葉です。
健康は、薬や有効成分の偏った摂取からは成り立ちません。
ご自分の状況に合った食べ物を。
たとえそれが薬じゃなくて、通常でも容易に手に入るものであっても、
体が欲しがっているときに、ジャストタイミングで摂取してあげる。
そんな、食におけるバランスを補うために、
漢方薬を選んでみてください。
わからないことは、ここからどんどんお聞きくださいね!
↓
http://www.kanpou.info/query/index.html
さて、
今号はこれでおしまいです。
漢方の精神に基づく食生活のお話は、
またやって行きたいと思います。
皆様も
「これについて聞かせて!」
という食べ物のリクエストを
どうぞお寄せください。
info@kanpou.info
がんがん「科学」しちゃいますヨ!