症状別の漢方の最近のブログ記事

にきび・吹き出物2

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私なりに、にきびに使う漢方薬の特徴を述べます。

西洋薬のような副作用はありません。粉薬の場合、ほとんど強烈に味が苦いと思ってください。
処方を考えるとき、肌に影響を与えている因子を考えます。
たとえば、生理不順、あぶら症、乾燥肌、胃腸障害、ストレスなどです。
さらに、自然治癒力を上げることを考えます。
一方、病院での治療は主に、抗生物質、ビタミン剤、ホルモン様薬などの内服薬、外用薬、またはケミカルピーリングなどの外科処置でしょうか? 
漢方・中医学では西洋医学とは異なった考え方で薬を選びますので、併用して治療されている方もたくさんいらっしゃいます。
また、にきび跡を改善するのは漢方が得意とするところで、処方も豊富にあります。

代表的な漢方処方
「荊芥連翹湯」、「黄連解毒湯」、「五味消毒飲」、「桂枝茯苓丸加薏苡仁」、「排膿散及湯」、他・・・。

投稿者iwasaki

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にきび・吹き出物1

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病名:尋常性痤瘡(通称 にきび)は、巷では思春期の一時的な皮膚疾患として認識されているのではないでしょうか。
実際、家庭向けの医学書(健康本)には、ほとんどの人が十代・思春期を過ぎれば自然に改善するというようなニュアンスで書かれているものもあります。
しかし、そのほとんどの人に含まれなかった人(難治性のにきび)は大変です。特に女性の方に多いのですが、にきびを放置すると、外見が悪くなるため自分に自信の持てない方が多く、明るい印象が少ないと思います。難治性のにきびは、体質的なものが非常に強いので完治することが難しいケースもありますが、必ず改善します。

そこでまず、皮膚科や薬局などに出向いて治療を開始してください。ただし、効果のほどを確かめながらです。
改善の見られないまま漠然と一軒の皮膚科や薬局に通ったり、一つのお薬や健康食品を使い続けたりするのはお勧めしません。
正直にきびでは、病院治療が功を奏する場合と、漢方治療が功を奏する場合と、両方あります。そのほかもあるかも知れません。
大切なのはあきらめないで自分でなんでも調べることです。1~3カ月指示通り薬を使ってみて、自分の満足度まで改善しているかで判断してみるのがよいのではないでしょうか。

たかが「にきび」と思わないでほしいと思います。人の印象というものは、外見が一番に記憶されます。もちろん、完全な人間などいませんが、ぶつぶつ顔のあなたは本来の姿ではないのですから、「にきび」はほったらかしにしないでほしいと思います。

投稿者:iwasaki

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膝の痛み

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介護の仕事をされてるYさんは、日常的に力が要る仕事のせいか、膝に水が溜り屈伸すると痛みがありました。昨年には一度水を抜いたのですが、まだ膝の痛みが残り相談に来られました。

膝だけでなく股関節から下にかけてのツッパリや痛みもあり、体質をお聞きした上で、<よく苡仁湯>をお使いいただきました。2週間お使いいただいた後、腫れが少し軽減し、痛みも楽になってきました。さらに1ヶ月以上継続していただき、屈伸もかなり楽になって喜んでいただきました。

その後は費用のこともあり、健康食品で、グルコサミンやMSMなどが含まれる<ラクステップ>を継続いただいています。

膝の痛みや腰の痛みには、症状によって対応できる漢方薬がたくさんあります。
ご相談ください。

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頻尿

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トイレ(小便)が近いということはとても辛いことです。
電車の中、映画館、車の中、いついかなるところでもトイレの場所は把握しておきたい。また、夜中に必ずトイレに起きるための不眠と疲れ、こんなことが続けば苦痛でしかたがない・・・。頻尿で悩まれている方を代弁するとこんな感じです。
実は、頻尿で悩まれている方は、老若男女を問わず様々です。病院へ行ってある程度原因が分かる方もいますが、問題なのは診断名がついて治療がされても、一向に症状が治まらない場合があることです。当店では、膀胱炎、前立腺肥大、神経因性膀胱、過活動膀胱、切迫性尿失禁・・・等、様々な病名を診断されてご来店されます。

漢方では実証と虚証に分けて漢方薬を選ぶのですが、私がお会いした頻尿でお悩みの方は、虚証の方が多いという印象があります。
若者では、症状が長引いて虚証が進行しており、高齢の方は必然的にほぼ虚証です。ですから、膀胱と表裏をなす腎の機能を補うことが非常に大切となってきます。
1~3カ月の間、腎を補うことで1回の尿量が増えて、トイレに行く回数が減ってきます。尿意切迫感が強い人は、尿を留める効果のある漢方薬を、冷えから尿意を催す場合は体を温める漢方薬を足すことでさらに症状が楽になります。

代表的な漢方薬には牛車腎気丸八味地黄丸瀉火補腎丸猪苓湯五淋散、清心蓮子飲・・・などがあります。お悩みの方は、お気軽にご相談されることをお勧めします。

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投稿者:iwasaki

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透析と漢方薬 2

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前回に続き、透析を受けておられる方の話です。

68歳の男性Yさんは長い間透析を受けておられますが、最近皮膚の痒みが酷くなって相談に来られました。
直接的な原因は、老廃物の処理が腎臓でうまくいっていないとか、皮膚の脂質分泌が低下して乾燥しているためと考えられています。
Yさんの場合は皮膚の乾燥が見られたので、補血潤燥の<当帰飲子>をお使いいただきました。しばらく続けていただいたところ、少しずつ痒みが軽減してきました。


この他にも透析の方に使える漢方薬はたくさんあります。
ご相談ください。

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透析と漢方薬 1

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透析中に不整脈を生じるケースがあります。特に血圧が低下して、心筋が虚血状態になった時に起きやすいようです。

57歳の男性Sさんは腎不全で透析をされていましたが、最近透析中に不整脈が起こり、ひどい時は電気ショックで止められたとのこと。

Sさんは以前から漢方薬をご利用でしたので、今回ご相談を受け、早速<牛龍黄>をお使いいただきました。そして透析の前に1回と透析後に1回お使いいただいたところ、不整脈は全く起こらなくなりました。
一般的に牛黄製剤の特徴は効果の早いことで、ほぼ即効性の結果が出て安心していただきました。


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便秘

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最近、便秘を漢方で改善したいという問い合わせが、結構よせられています。

わたしが対応すると、便秘こそ漢方をお勧めしますと答えます。というのも、来店されたほとんどの方が便秘を解消または改善されているからです。それには理由があります。

漢方には便秘に使う漢方薬の種類が多いこと、西洋医学とは別に便秘の原因を分類、弁証して的確に薬を選ぶことができることにあります。

一方、病院に通われている方やドラッグストアで便秘薬を買われている方はたいてい、大腸を刺激する下剤(アローゼン、コーラック等)、便を軟らかかくする下剤(酸化マグネシウム等)、整腸剤(乳酸菌、ビフィズス菌等)、グリセリン浣腸などを使われているのではないでしょうか?これらを使って正常な硬さの大便が1日1回でも出ていれば良いのですが、下剤で無理やり出し、しかも出るときはいつも下痢気味で腹痛ありという方はお薬が体に合っていないと思われます。

そんな方に漢方薬をおすすめすると、腹痛も無くちょうどよく便が出るようになります。

もちろん、水分摂取、適度な運動、食物繊維の摂取等は必要です。また、便秘の程度によっては乳酸菌と食物繊維を取るだけで改善できるケースもありますので、ご相談いただければと思います。

中医学的に、便秘を簡単に分類すると、

     腸に熱がこもっているタイプ

     腸が緊張して正常に動いていないタイプ

     お腹に力が入らなくて便を出すことが困難なタイプ

     体質虚弱で貧血傾向のタイプ

     お腹が冷えているタイプ

自分の体質が上記のタイプに合致する方は、ぜひ一度漢方をお試しください。

漢方薬の例・・・大甘丸、麻子仁丸、婦宝当帰膠、潤腸湯、桃核蒸気湯・・・等


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中医学の治療法に「通因通用(つういんつうよう)」という言葉があります。たとえば、下痢しているとき、さらに下するものを使って下痢を起こさせ、下痢の原因となる邪(害)を除くときに使います。その後は、速やかに下痢は治まります。西洋医学でも細菌性の下痢のときはむやみに下痢止めを使用しないことを指導しているのも同じことだと思います。ただ、世の中には「不都合な症状が現れたらすなわち誤治(誤った治療)である」とする意見と、「不都合な症状が現れたらすなわち瞑眩である」とする意見があるようです。個人的には、服用前に一時的な症状悪化が現れる可能性がある旨を事前に説明していれば「瞑眩」であるし、事前説明がないのに一時的とはいえ症状が悪化したら「誤治」である可能性が高いと思っています。
解釈の仕方は人それぞれですが、やはり漢方薬を服用するときは漢方を専門としている人に相談してからの方が誤解なくより安心して服用することができると思います。

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ここ数週間お腹の調子が悪いわたし。お腹がグルグル鳴る、お腹が張る、腹痛。放屁等の症状。自分なりに弁証して漢方薬を選んでみると、「香砂六君子錠」があっていると判断し飲んでみました。漢方でいうところの「痰湿」をとる目的です。

 

実際、飲み始めるとお腹はさらにグルグル鳴って頻繁にトイレに走ることになった。むきになって飲み続けると、2日目ぐらいからはまったくお腹が張らず、グルグル音も出なくなりました。今思えば、予想通りとはいえトイレに走ることになっても漢方薬を止めずに飲み続けて良かった。あそこで止めていたらその後の改善は見込めなかったからです。その後は少量を続けて飲んでお腹も快調です。

 

漢方には治療中に一時的に病状が悪化し、その後に完全に回復するような状態を瞑眩(めんげん)と呼びます。

今回の例では、胃腸の「痰湿」の邪(害)を出し切る必要があるために一時的な症状の悪化が起こったのです。Photo_2

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胆石症の漢方

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52歳のTさんは入院されたのをきっかけに、胆石があることがわかりました。

大きいものは2センチ近く、数も5~6個とのことで、右腹部に鈍痛がありましたが、病院ではしばらく様子を見ましょうとのことでした。それでも心配になり相談に来られました。

体格はやや肥満傾向で、脂肪肝があり、胆石の痛みの改善に加え、少しでもダイエットを考え、<大柴胡湯>と<防風通聖散>をお使いいただきました。またお茶は<裏白樫>や<金銭草>に変えていただきました。飲み始めてからは鈍痛が軽減しはじめ、3ヵ月後の検査では胆汁の流れがよくなっているとの診断結果を報告いただきました。

大きい胆石が小さくなるか否かは不明ですが、自覚症状がなくなり、このまま続けていただくことでよい結果が出るものと思っています。


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