春先は陽気が増すために皮膚トラブルが多くなります。
木の芽が出るように、ニキビや吹き出物、蕁麻疹なども出やすくなります。
昨年秋にお受けした子供の蕁麻疹の事例です。
10歳のKくんは4歳の時に発熱とともに発疹が出てその後もダラダラと発症を繰り返していました。
そして昨年夏に発熱した時、再び発疹が出始めました。
症状は、少し赤くて大きな膨疹が脚やおなかなどあちこちに単発的に出ていました。
また、体格は標準的ですが、暑がり、汗かき、イライラしやすいなどの特徴がありました。
舌診では淡紅舌、白苔で、特に熱がこもっているとは思われませんでした。
そこでこの原因が<表虚=皮膚が弱く敏感>と<風熱=少し熱が皮下にある>と考え、漢方薬は<消風散>や<桂枝加黄蓍湯>をお使いいただきました。
飲み始めてすぐに蕁麻疹が減り、時々出る程度になりました。
3か月継続されて全く発症することがなくなり、1日1回だけ予防的に服用することにしました。
子供の皮膚疾患は、変化が早く、良くなる時は短期間で治まります。逆にお薬がおなかに負担になると、悪化するのも早いようです。
子供の疾患はたくさんお受けしていますので、ご相談ください。
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